ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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夢の扉: おからでバイオエタノール

2008年07月21日 06時41分56秒 | テレビ
昨日の「夢の扉」(TBS、午後6:30-)を見ました。

おからからバイオエタノールを作ったという長島磯五郎さん(静岡油化工業、77歳)のお話が放送されていました。

おからはうの花として食用にもされますが、年間80万トン生産される中で、廃棄される量も多く、1999年には産業廃棄物に指定されました。

おからからバイオエタノールを作る実験をしていました。
使うものは、水、おから、水酸苛性ソーダ、イースト菌です。

1.水、おから、水酸苛性ソーダを混ぜます。

2.90度で1時間半熱すると色が茶色く変わりました。

  繊維がアミノ酸と糖に分解されたということです。

3.イースト菌(酵母)を加える

  アミノ酸と糖を酵母が食べ、5日でエタノールができます。

おからエタノールに火をつけたら、スプーンの上で燃えていました。

おからだけでエタノールを作ると、量が不十分なのが問題になるので、じゃが芋の皮(糖を多く含む、年間20トン廃棄)を加えます。

長島さんは、50年前にリサイクル事業を始め、20年前からおからを家畜の餌にしています。そのため、長島さんのところには静岡県の1/3のおから(1日50トン)が集まるそうです。

おからをもっと有効に使えないかと考えて、2008年3月にエタノール生産プラントを完成させました。毎週100リットルのエタノールを生産し、社用車にも使っています。

バイオエタノールの実験施設で、ガソリンに混ぜずにおからエタノールだけで車が走るか試していました。

ナビゲーターの遠山景織子さんが、エンジンをかけるとスムーズに走り、大丈夫だということが分かりました。排気ガスもハイドロカーボンが含まれないので、臭くありません。

長島さんの夢は「2015年までに、ゴミから作る燃料を日本全国に広め、地球温暖化防止に役立てたい。」でした。

日本中のおからでエタノールを作っても、5000台分だそうです。

長島さんは、残飯、うどんやパンの耳等、捨てられているものをテストして、エタノールができる道筋を作っていきたいと話していらっしゃいました。


佐渡観光: 金山、トキ、外海府海岸

2008年07月21日 06時16分42秒 | Weblog
昨日は佐渡観光をしました。

有名な佐渡金山、トキの森公園と、『るるぶ 新潟佐渡08』(pp.28-29)の「佐渡フォトジェニック・ドライブ」コースをレンタカーで回りました。

1.佐渡金山

「宗太夫坑コース」(江戸時代の坑道作業を再現)と「道遊坑コース」(明治以降の技術と「道遊の割戸」)の両方を見ることができる「共通券」を買いました。

解説パンフレット『佐渡金山』100円もチケット売り場と売店で購入できます。
坑内は15℃と気温が低いので、上着を持っていくといいようです。

江戸時代の作業の様子を、上手に再現してあって、子供まで理解できるようになっています。

1601~1989年で金78トン、銀2330トンを生産しました。

天領から始まり、1889年宮内省所轄、1896年三菱合資会社へ払い下げられます。最近まで掘っていたのですね。

2.トキの森公園

両津港近くの田園の中にあります。食事処はないので、昼食は済ませてから行くといいと思います。

天皇皇后両陛下も秋篠宮御夫妻も訪れられた場所なのだなと思いました。

トキを20m離れたことろから観察できます。

3.外海府海岸

『るるぶ』で紹介された景色のいいスポット5ヶ所を回るコースです。
途中、車1台分の道幅の道路やヘアピンカーブもあり、スリルもあるドライブが楽しめます。

(1)弾埼灯台

カーナビでは、隣の「はじき野フィールドパーク」を入力するといいと思います。
白い灯台と海の写真が撮れます。

(2)二つ亀

「佐渡フィッシャーズホテル」の裏です。予想以上にユニークで雄大な島が、ぽっかりと見えます。ここはお薦めです。

(3)大野亀

二つ亀からも見える一枚岩で、登ることもできるそうです。

(4)平根崎

元ドライブインの駐車場に車を停めて見ます。近所の方の話では、今ははるか下に見える波が、冬にはドライブインの土台に穴を開けるくらい上まで吹きつけられてくるそうです。

(5)尖閣湾

遊覧船の船底がガラス張りになっていて、海底が見えるようになっています。
15分間隔で15分の遊覧で、見応えあります。ミニ水族館もお薦めです。

午前9時半出発で、午後5時半終了でした。
市街地と外海と両方の景色を観光できました。