ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

BLOWS UP David Bowie & Iggy Pop

2017-03-06 20:27:40 | ルーツ・ロック
今日は、品川のキャノンギャラリーにて、鋤田正義さんの写真展「BLOWS UP David Bowie & Iggy Pop」を見て参りました。

1977年にイギー・ポップのアルバム「THE IDIOT」の発売に合わせ、イギーとボウイが揃ってプロモーション来日したそうです。今回の写真展は、その時に鋤田さんの依頼により実現したフォト・セッションを中心にしたもの。

「THE IDIOT」は、ストゥージス解散後、イギーの初ソロ作であり、デヴィッド・ボウイがプロデューサーを務めています。この頃のデヴィッド・ボウイは、アメリカ時代とも言われる、いわゆるプラスティック・ソウルに一区切り付け、「LOW」から始まるベルリン3部作の製作に舵を切った頃。イギーの「THE IDIOT」も、ベルリンで録音されました。そんな背景のもと、2人は日本に来たのです。

特筆すべきは、このフォト・セッションから、ボウイのベルリン3部作の1枚「HEROES」のジャケット写真が生まれたこと。後に「THE NEXT DAY」にも使われた有名なポートレートですね。もちろん今回の展覧会でも、その写真がいくつかのヴァリエーションと共に並んで飾られました。いやはや、この時のボウイはめちゃくちゃ格好良いです。

イギー・ポップと言えば、パンクの元祖と呼ばれるだけあり、近寄りがたい怖さを持ったイメージってあるかと思いますが、77年当時の写真からは、やんちゃなんですけど、どこか優しげな子供っぽさを感じさせられる印象。茶室の様なところで、口元に笑みを浮かべながら、ちょこんと正座している写真がとても印象的でした。

こじんまりとした写真展でしたが、77年に限らず、様々な時代のボウイとイギーの写真が並べられ、見応えのある写真展でした。

でも残念ながらこちらの写真展は、今日までの開催だったんです。私は滑り込みで観に行きましたが。ごめんなさいね…。

RAW TOKYO @青山Farmer’s Market

2017-03-06 10:48:58 | フェス、イベント


3月5日、青山のファーマーズマーケットにて開催された RAW TOKYO を覗いてまいりました。こちらは「ありのままの東京。東京目線で集められた、つくられたモノ」による新しい形のフリーマーケット。ハイセンスなモノ達、美味しい食べ物とコーヒー、そして音楽。私が訪れた時はちょうど Kyo Sakurai (櫻井響)さんがプレイ中でした。驚異的なボイス・パーカッションを中心に、ループ、パッドなども駆使して、ペルーやブラジルなど南米の空気を感じさせつつ、後半はファンキーなグルーヴで踊らせてくれました。野外のマーケットという緩い空間とマッチしていて、とても気持ち良かったです!!

ちなみにこのDJブースは、後方のみどり号というワゴン車に設置されたソーラーパネルから電力をまかなっているそうです。このみどり号は、グリーンパワーを生み出しながら日本中を冒険していくそうです。また何処かで合えるかな?