先日亡くなられたロックンロールの巨人、チャック・ベリーの名曲を、私の思い入れ順で10曲選んでみました。
1位 Johnny B. Goode
2位 Rock and Roll Music
3位 Sweet Little Sixteen
4位 Too Much Monkey Business
5位 Maybellene
6位 Come On
7位 You Never Can Tell
8位 Back in the U.S.A.
9位 Memphis, Tennessee
10位 School Day (Ring! Ring! Goes the Bell)
1位は何と言っても「Johnny B. Goode」でしょう。ロック史に燦然と輝く大名曲。ギターリフはロックンロールの代名詞とも言える定番中の定番。ジミ・ヘンドリックスによるライヴカヴァーもめちゃくちゃ有名ですね。でも案外、チャック・ベリーのオリジナル・ヴァージョンは聴いたことがないっていう人も多かったり。58年のリリース。ギター&ヴォーカルはもちろんチャック・ベリー。バックにはフレッド・ビロウ(ds)、ウィリー・ディクソン(b)、ラファイエット・リーク(p)という、チェスが誇るブルース職人達が並んでいる。このメンバーでロックンロールをやってるんですから、こういうところにチェスの面白さを感じさせられますね。でこの曲、チャック・ベリーの代表曲であり、ロックン・ロールを代表する曲でもある割には、チャート・アクションはそれほど良くないんですよね。R&Bチャートで2位、ポップ・チャートで8位がピークですから。他にもっと順位の良い曲はあるのに、この曲がこれほど持て囃されるのは何故でしょう?やっぱりチャートとは別に年代を問わず愛される曲ってあるんですよね。
2位は「Rock and Roll Music」。これは多分私が初めて聴いたチャック・ベリーの曲。と言ってもビートルズのカヴァーで聴いたんですけどね。ジョン・レノンのぶっとんだヴォーカルが大好きでした。一方のチャック・ベリーのオリジナル・ヴァージョンは意外な程に牧歌的。でもそのいなたさがジワジワきます。57年リリース。メンバーは「Johnny B. Goode」と同じで、ラファイエット・リークのピアノがご機嫌!
3位は「Sweet Little Sixteen」。これはビーチボーイズの「Surfin USA」の元歌と言われる曲ですね。これは本当に格好良い曲。歌詞も含めてポップ・ソングとして完成度が非常に高いですよね。実はチャック・ベリーのオリジナル曲としてチャート的に最も成功したのがこの曲。R&Bチャート1位、ポップチャート2位を記録しています。ビートルズのBBCライヴで聴けるジョンの歌うこの曲もグッド!!
4位は、しばしばボブ・ディランの「Subterranean Homesick Blues」と比較される「Too Much Monkey Business」。歌詞を言葉遊びのように畳み掛けながらリズムに乗せて歌うという手法は、チャック・ベリーが最初という訳ではありませんが、そのユニークな感性は特筆すべきで、そういう面ではジョン・レノンにも多大な影響を与えたであろうことは間違いないでしょう。ビートルズ以外にも、ホリーズ、ヤードバーズ、キンクスなど、モッズ達に好まれた名曲。
5位は、チャック・ベリーの記念すべきデビュー曲「Maybellene」。55年のリリース。この55年は、ロックン・ロール時代の幕開けと賞されるビル・ヘイリーの「Rock Around the Clock」が大ヒットした年です。ちなみにチャック・ベリーの「Maybellene」は、ボブ・ウィルスの「Ida Red」をインスピレーション源にしているとか。後のロックへ多大なインスピレーションを与えたチャックですが、さらにその源泉を辿るとウェスタン・スウィングがあるという。これはなかなか面白いですね〜。ちなみにこの「Maybellene」でピアノを弾いてるのはジョニー・ジョンソンというピアニストで、この方こそ「Johnny B. Goode」のジョニーだそう。
そして6位はローリング・ストーンズのデビュー曲「Come On」。もちろんチャック・ベリーのカヴァー。ビートルズを始めとするロック・バンドは、チャック・ベリーを直線的なノリでカヴァーすることが多いですが、ローリング・ストーンズはこの「Come On」で、チャック・ベリー独特のグルーヴを彼らなりに再現しています。流石はストーンズ!!
7位の「You Never Can Tell」は、エミルー・ハリスのカヴァーも有名ですが、私はアーロン・ネヴィルで親しんだ曲。これ聴くと、思わず踊り出したくなっちゃうんですよね〜。
8位は「Back in the U.S.A.」。私が初めてこの曲を聴いたのは、パンクの元祖と言われるMC5のカヴァーでした。コーラスが格好良い!! リンダ・ロンシュタットのカヴァーも有名ですね。
9位は、数えきれない程のカヴァーがありそうな名曲中の名曲。でもそもそもは「Back in the U.S.A.」のB面曲だったんですよね〜。確かに曲調は地味ですし、チャック・ベリーらしくない曲かもしれませんが、そこにこの曲の個性的な魅力があったり。
10位は、数々のヒット曲を持つチャック・ベリーの中でも、屈指のヒット曲の一つ「School Day (Ring! Ring! Goes the Bell)」。歌詞に "Hail, hail rock and roll” の一節があり、それはキース_リチャーズや、エリック・クラプトンが参加した、チャック・ベリーの映画のタイトルにもなりました。
1位 Johnny B. Goode
2位 Rock and Roll Music
3位 Sweet Little Sixteen
4位 Too Much Monkey Business
5位 Maybellene
6位 Come On
7位 You Never Can Tell
8位 Back in the U.S.A.
9位 Memphis, Tennessee
10位 School Day (Ring! Ring! Goes the Bell)
1位は何と言っても「Johnny B. Goode」でしょう。ロック史に燦然と輝く大名曲。ギターリフはロックンロールの代名詞とも言える定番中の定番。ジミ・ヘンドリックスによるライヴカヴァーもめちゃくちゃ有名ですね。でも案外、チャック・ベリーのオリジナル・ヴァージョンは聴いたことがないっていう人も多かったり。58年のリリース。ギター&ヴォーカルはもちろんチャック・ベリー。バックにはフレッド・ビロウ(ds)、ウィリー・ディクソン(b)、ラファイエット・リーク(p)という、チェスが誇るブルース職人達が並んでいる。このメンバーでロックンロールをやってるんですから、こういうところにチェスの面白さを感じさせられますね。でこの曲、チャック・ベリーの代表曲であり、ロックン・ロールを代表する曲でもある割には、チャート・アクションはそれほど良くないんですよね。R&Bチャートで2位、ポップ・チャートで8位がピークですから。他にもっと順位の良い曲はあるのに、この曲がこれほど持て囃されるのは何故でしょう?やっぱりチャートとは別に年代を問わず愛される曲ってあるんですよね。
2位は「Rock and Roll Music」。これは多分私が初めて聴いたチャック・ベリーの曲。と言ってもビートルズのカヴァーで聴いたんですけどね。ジョン・レノンのぶっとんだヴォーカルが大好きでした。一方のチャック・ベリーのオリジナル・ヴァージョンは意外な程に牧歌的。でもそのいなたさがジワジワきます。57年リリース。メンバーは「Johnny B. Goode」と同じで、ラファイエット・リークのピアノがご機嫌!
3位は「Sweet Little Sixteen」。これはビーチボーイズの「Surfin USA」の元歌と言われる曲ですね。これは本当に格好良い曲。歌詞も含めてポップ・ソングとして完成度が非常に高いですよね。実はチャック・ベリーのオリジナル曲としてチャート的に最も成功したのがこの曲。R&Bチャート1位、ポップチャート2位を記録しています。ビートルズのBBCライヴで聴けるジョンの歌うこの曲もグッド!!
4位は、しばしばボブ・ディランの「Subterranean Homesick Blues」と比較される「Too Much Monkey Business」。歌詞を言葉遊びのように畳み掛けながらリズムに乗せて歌うという手法は、チャック・ベリーが最初という訳ではありませんが、そのユニークな感性は特筆すべきで、そういう面ではジョン・レノンにも多大な影響を与えたであろうことは間違いないでしょう。ビートルズ以外にも、ホリーズ、ヤードバーズ、キンクスなど、モッズ達に好まれた名曲。
5位は、チャック・ベリーの記念すべきデビュー曲「Maybellene」。55年のリリース。この55年は、ロックン・ロール時代の幕開けと賞されるビル・ヘイリーの「Rock Around the Clock」が大ヒットした年です。ちなみにチャック・ベリーの「Maybellene」は、ボブ・ウィルスの「Ida Red」をインスピレーション源にしているとか。後のロックへ多大なインスピレーションを与えたチャックですが、さらにその源泉を辿るとウェスタン・スウィングがあるという。これはなかなか面白いですね〜。ちなみにこの「Maybellene」でピアノを弾いてるのはジョニー・ジョンソンというピアニストで、この方こそ「Johnny B. Goode」のジョニーだそう。
そして6位はローリング・ストーンズのデビュー曲「Come On」。もちろんチャック・ベリーのカヴァー。ビートルズを始めとするロック・バンドは、チャック・ベリーを直線的なノリでカヴァーすることが多いですが、ローリング・ストーンズはこの「Come On」で、チャック・ベリー独特のグルーヴを彼らなりに再現しています。流石はストーンズ!!
7位の「You Never Can Tell」は、エミルー・ハリスのカヴァーも有名ですが、私はアーロン・ネヴィルで親しんだ曲。これ聴くと、思わず踊り出したくなっちゃうんですよね〜。
8位は「Back in the U.S.A.」。私が初めてこの曲を聴いたのは、パンクの元祖と言われるMC5のカヴァーでした。コーラスが格好良い!! リンダ・ロンシュタットのカヴァーも有名ですね。
9位は、数えきれない程のカヴァーがありそうな名曲中の名曲。でもそもそもは「Back in the U.S.A.」のB面曲だったんですよね〜。確かに曲調は地味ですし、チャック・ベリーらしくない曲かもしれませんが、そこにこの曲の個性的な魅力があったり。
10位は、数々のヒット曲を持つチャック・ベリーの中でも、屈指のヒット曲の一つ「School Day (Ring! Ring! Goes the Bell)」。歌詞に "Hail, hail rock and roll” の一節があり、それはキース_リチャーズや、エリック・クラプトンが参加した、チャック・ベリーの映画のタイトルにもなりました。