ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

TAICOCLUB 第3弾!

2017-03-17 20:15:03 | フェス、イベント
タイコクラブの出演アーティストの第3弾が発表になりました。今回は6組。

Bibio
クラムボン
Gabriel Garzón-Montano
MOODMAN
Richard Roberts (Letherette)
yahyel


昨今、R&Bというジャンルがほぼジャンルレスになりつつありますよね? 何て意味不明なことを言いたくなるほど、近年、R&Bのムードを持ちながらも、新しい感覚とフィーリングで独自の世界を切り開くアーティストが多くなりました。Gabriel Garzón-Montano や、少し毛色は違いますがBibio も、そんな新感覚なアーティストと言えるでしょう。そして日本からもyahyel のようなアーティストが生まれていますからね。

いやはやタイコクラブ、なかなか面白いラインナップになってきましたね。




Bibio • ‘Feeling’

デビューから10年以上が経ち、既にアルバムも相当数リリースしているBibio ことステファン・ウィルキンソン。昨年リリースされた最新作「A Mineral Love」は、レトロなSSW的感性も横溢な、最高傑作との呼び声も高い逸品。エレクトロニカ世代のアシッド・フォークとも言えそうな、ドリーミーなサウンドと緩やかなグルーヴが心地よい。


Gabriel Garzón-Montano performing "Sour Mango" Live on KCRW

先ほど昨今のR&Bが”ジャンルレス”だと口走りましたが、それはそのまま”人種レス”と置き換えられるかも。コロンビア人の父とフランス人の母の間に生まれた、ブルックリン育ちの逸材ガブリエル・ガルソン・モンターノ。デビューEPからの楽曲をドレイクがサンプリングし、メイヤー・ホーソーンやジャイルズ・ピーターソンらにも認められているという次世代アーティスト。今年、ストーンズ・スロウからリリースされたばかりの1stフル・アルバムも話題。


yahyel - Once (MV)

2016年のフジロックでルーキー・ア・ゴーゴーに出ていたヤイエル。もちろん日本のバンドですけど、そういう前知識無しで聴いたら欧米物にしか聴こえないクオリティ。トリオ編成のメンバー3人とも海外経験豊富な方達らしいのですが、最近、日本らしさを感じさせないアーティスト、増えてません? 頼もしいかぎりです。