CHUCK BERRY / ROCKIN' AT THE HOPS
3月18日、ロックンロールの真のオリジネーターであり、ポップス/ロック史上最重要人物の一人である、チャック・ベリーが亡くなれました。90歳でした。
代名詞とも言える「Johnny B. Goode」を始め、「Maybelline」、「Sweet Little Sixteen」、「Memphis, Tennessee」、「Too Much Monkey Business」、「Back In The U.S.A.」、「Rock And Roll Music」、「Roll Over Beethoven」などなど、数々のヒット曲、名曲を生み出し、50年代後半、一際の個性で新しい時代を築き上げました。チャック・ベリーは黒人の側からカントリーなど白人の音楽に接近してロックンロールを生み出したとよく言われますが、そのリスムには、他の白人ロックンローラーとは明らかに違う、ハネたスウィング感がありました。私はその独特なノリが大好きでした。彼のひょうひょうとしたキャラも相まって、とても愛らしいロックンロールでした。
ビートルズや、ローリング・ストーンズなど、チャック・ベリーを新しい音楽として聴いていた世代はもちろん、その後のロックに与えた影響は計り知れず、時代が回った現代のシーンにおいても、直接的、間接的に、チャック・ベリーの影響を受けていないロック・アーティストはいないと言ってよいでしょう。
かつてジョン・レノンは「ロックンロールを別の言葉に置き換えるなら、それはチャック・ベリーだ。」ということを言ったとか。この言葉、大好きです。
偉大なるチャック・ベリーさん、安らかに。
写真は、チャック・ベリーの60年作「ROCKIN' AT THE HOPS」。
ローリング・ストーンズの始まりと言われるキースとミックの伝説的な出会い。正確には再会なんですけど、まあ、それは良いとして。2人の地元ダートフォードの駅でレコードを小脇に抱えるミックを見つけたキース。そのレコードというのが、キースにとって喉から手が出る程欲しい代物だった。1つはマディ・ウォーターズの「THE BEST OF MUDDY WATERS」、そしてもう1つがチャック・ベリーの「ROCKIN' AT THE HOPS」。ミックは通信販売で直接シカゴのチェスから買っていたそう。ミックとキースは幼い頃から割と近くに住んでいて、それなりに知り合いであり、そこそこ疎遠だったんでしょうね。ですが、ミックの持っていたLP が2人を急激に接近させたんです。なのでもし、ミックがチャック・ベリーのLP を持っていなかったら、ローリング・ストーンズは生まれなかったかもしれないのです。
この伝説が本当なら、当時のイギリスで、ごくごく一部の相当ませた人間しか聴いていなかったであろう、黒人のリズム&ブルース、しかも60年発表の「ROCKIN' AT THE HOPS」を、ミックはその年に通販で手に入れてることになるんですよね。ミック・ジャガー、やっぱ凄いですね。ちなみにこの「ROCKIN' AT THE HOPS」から、ストーンズは「Bye Bye Johnny」や「Let It Rock」をカヴァーしています。
3月18日、ロックンロールの真のオリジネーターであり、ポップス/ロック史上最重要人物の一人である、チャック・ベリーが亡くなれました。90歳でした。
代名詞とも言える「Johnny B. Goode」を始め、「Maybelline」、「Sweet Little Sixteen」、「Memphis, Tennessee」、「Too Much Monkey Business」、「Back In The U.S.A.」、「Rock And Roll Music」、「Roll Over Beethoven」などなど、数々のヒット曲、名曲を生み出し、50年代後半、一際の個性で新しい時代を築き上げました。チャック・ベリーは黒人の側からカントリーなど白人の音楽に接近してロックンロールを生み出したとよく言われますが、そのリスムには、他の白人ロックンローラーとは明らかに違う、ハネたスウィング感がありました。私はその独特なノリが大好きでした。彼のひょうひょうとしたキャラも相まって、とても愛らしいロックンロールでした。
ビートルズや、ローリング・ストーンズなど、チャック・ベリーを新しい音楽として聴いていた世代はもちろん、その後のロックに与えた影響は計り知れず、時代が回った現代のシーンにおいても、直接的、間接的に、チャック・ベリーの影響を受けていないロック・アーティストはいないと言ってよいでしょう。
かつてジョン・レノンは「ロックンロールを別の言葉に置き換えるなら、それはチャック・ベリーだ。」ということを言ったとか。この言葉、大好きです。
偉大なるチャック・ベリーさん、安らかに。
写真は、チャック・ベリーの60年作「ROCKIN' AT THE HOPS」。
ローリング・ストーンズの始まりと言われるキースとミックの伝説的な出会い。正確には再会なんですけど、まあ、それは良いとして。2人の地元ダートフォードの駅でレコードを小脇に抱えるミックを見つけたキース。そのレコードというのが、キースにとって喉から手が出る程欲しい代物だった。1つはマディ・ウォーターズの「THE BEST OF MUDDY WATERS」、そしてもう1つがチャック・ベリーの「ROCKIN' AT THE HOPS」。ミックは通信販売で直接シカゴのチェスから買っていたそう。ミックとキースは幼い頃から割と近くに住んでいて、それなりに知り合いであり、そこそこ疎遠だったんでしょうね。ですが、ミックの持っていたLP が2人を急激に接近させたんです。なのでもし、ミックがチャック・ベリーのLP を持っていなかったら、ローリング・ストーンズは生まれなかったかもしれないのです。
この伝説が本当なら、当時のイギリスで、ごくごく一部の相当ませた人間しか聴いていなかったであろう、黒人のリズム&ブルース、しかも60年発表の「ROCKIN' AT THE HOPS」を、ミックはその年に通販で手に入れてることになるんですよね。ミック・ジャガー、やっぱ凄いですね。ちなみにこの「ROCKIN' AT THE HOPS」から、ストーンズは「Bye Bye Johnny」や「Let It Rock」をカヴァーしています。