ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

LAETITIA DANA @飯田橋アンスティチュ・フランセ

2017-03-28 18:25:55 | R&B、HIPHOP
3月25日、飯田橋のアンスティチュ・フランセにて、フランスからのR&Bシンガー、レティシア・ダナを観てまいりました! この日は「フランコフォニーのお祭り」というイベントで、レティシア・ダナは、そのメイン・ゲストとして登場しました。

西アフリカ出身の父と、セファルディム系ユダヤ人の母の間に生まれたというというレティシア・ダナ。コディー・チェスナットから「驚くべき世界観と存在感をもったアーティスト!!」と絶賛されている逸材だそう。ステージには、打ち込みやパッドを操るプレイヤーとギタリスト、そしてレティシア・ダナの3人。レティスアはつばの広いハットを被って登場。マイクに飾られた花も素敵。オープニングはレティシアが自分の声を幾重にもループさせたコーラスをバックに歌う「Woo Hah!!」。バスタ・ライムのカヴァーだそうですが、レティシアの歌声はとても同じ曲には聴こえない柔らかさ。それは古き良きジャズ・シンガーのようでもあり、それでいて自身の声のループをバックにアカペラで歌うというモダンさも良い感じ。ギタリストさんがディレイ系のエフェクトを効かし、揺れるグルーヴを演出したネオ・ソウルな「Lay Dawn」、エキゾチックなスロー「Meanness And Profit」等、時に優しく、時に力強く、ヒップ・ホップ的な感性とネオなソウル・フィーリングが交差すするレティシアのヴォーカルに痺れました。今度はドラムの入ったバンドでのライヴも観てみたいです。