ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

不登校のきっかになった顧問の先生が辞めます

2016-11-18 23:56:07 | 思うこと
ランチの時に聞いた話です。

昨日ランチしたお友達は、
ケン太の中学時代の部活で知り合ったママです。

当時、剣道部だったケン太。

剣道部の顧問とのやりとりがきっかけとなり
再不登校になってしまいました。

そしてそのまま卒業まで復学することはできませんでした。

剣道が好きで
練習に音を上げたことはなく
剣道部の仲間とも楽しく過ごしていたのに

残念な結果となってしまいました。

その後、またひとり、剣道部の仲間が不登校になりました。
顧問の圧力で学校に行けなくなってしまいました。


熱心な先生だとは思います。

婚約者がいたのに、剣道部に熱が入るあまり
会う機会が減り、自然消滅してしまったらしいです。

まだ30になったかどうかの女性の顧問でした。

自分のことよりも、まずは子ども達の教育・・・
そんな先生、今時、少なくなってきているような気がします。

それだけに残念です。



ケン太が顧問に責められたのは、課題提出が期限までに終わらなかったこと。
顧問である以上、生徒の勉強面も厳しく指導するという信念だったからです。

やるべきことをやらなかったのは、子どもが悪いです。

でも、それをやらそうとするためにあそこまでプレッシャーをかけないといけないのか。
あそこまでの人格否定が必要だったのか・・・

落とすだけ落として、立ち上がって来い!ということだったと思いますが、
立ち上がれず、学校に行けなくなってしまったら、

それでいいんですね?
また部活に戻りたいと言っても、もう戻れませんよ。

最後、私も面談することになりましたが、親も切られました。

先生との再度の面談





ケン太が卒業した年に、顧問は中学校から高校に異動になりました。

最初、ケン太が志望高としてあげた高校です。
公立の最下位高。

勉強していなくて、出席日数が足りないケン太が、
唯一、入れる可能性がある高校でした。


顧問が異動になった年に、3人ほど退学させたそうです。

今年、4年目・・・

これまでに10人以上を退学に追い込んだそうです。

詳しい状況はわかりません。
ただ、学校側から生徒指導について、注意を受けたことがあったそうです。

異動してすぐ2年生のクラスを持ったのですが、
今年はクラスを持っていないそうです。

そして今期一杯で学校を辞めることになったそうです。

辞めさせられたらしいです。



ケン太が不登校になったのは、自分が課題をさぼったから。
ちゃんとやっていれば、そのことで、不登校まで追い込まれなかったでしょう。

問題があったのはケン太の方で
先生のせいじゃない。

ただ、やらない子をただ、追い込むだけでいいのか。
動けなくなったら、見捨てて終わり?

やはり悔しい思いを捨てることはできませんでした。



高校は義務教育ではないし、
学校に行かないのなら、留年、退学・・・
その選択を迫られます。

公立の最下位高ですから、いろんな子がいるでしょう。
課題提出しない子だって、ひとりや2人ではないはず。

社会にでれば
勉強よりもその子の持っている何かで勝負していくはず。

「卒業」を手にすることと、手にできないことと。

その子の今度の人生を考えたら
学校から追い出す対応が果たしていいことなのか・・・


まっすぐ過ぎる先生ですから
曲がったことが嫌いな先生ですから

先生の熱血ぶりが仇となってしまったように思います。


その熱血ぶり
なかなか真似しようと思っても出来ることではないと思います。

でも、今の学校でそのスタイルだけを通すというのは、厳しいのかもしれませんね。




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