ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

葛藤中・・・

2016-11-06 23:34:12 | 家庭内対応
「明日、Nとカラオケ行くんだよね。よろしく~」

よろしくってなんだろうね。
相変らず、濁すね。

はっきり言わないのは、はっきり言いにくいってことだろうね。
お金ちょうだいって堂々と言える立場でないことはわかっているってことね。

高校時代の友達、N君とT君(別のT君)の3人で約束したそうで、
なんと都心のカラオケでオールで歌うらしい。

カラオケ代に、電車賃と、食事代と・・・
ある程度のお金が必要でお願いしますということ。

これは出してあげることにしました。

こんなお願いをしてくるのは久しぶり。
電車に乗ることもほどんどありません。
高校時代の友達と会うことも滅多にありません。


でも、一方では・・・

こういうの出してあげていると働かなくても済むよね?
働く意欲を私が奪っているよね?

私の中で葛藤はあります。


でも今は

友達と接する機会を奪いたくない。

その気持ちが強いです。


特に男の子は先の見通しが甘いし
今の生活に流されがち。

怠け心も出て来る。

切羽詰まらないと動けないタイプも多い。

ケン太がそう。

でも、切羽詰まれば動けるのなら、
追い込むことで動ける可能性があるけど、

今のケン太はどうだろう。。。


お小遣いをあげていないし、
バイトするという条件でお金を貸すのを止めたけど、
(バイトを探す振りをすれば借りられるというようになってきたため)

それで友達と会う回数がぐっと減った。

お金がないから会えない。

じゃあ、バイトしなきゃとなればいいけれど、

じゃあ、会わなくてもいいや。

・・・になったような気がする。

もちろん、バイトする気がないわけじゃないと思うけど、
締めることがバネになりにくい。

切羽詰まってもなかなか動けないのだと思う。


それに、ケン太はとても環境に左右されやすいタイプ。

外に出ていれば、気持ちは外に向かうし
家にいれば、家にい続けて、気持ちは内に向かう。

気持ちが内に向かうと、
お風呂は入らない。髪の毛は伸びる。
食事もろくにとらない・・・

働くどころではなくなる。

だから、気持ちが外に向かった時にそれを妨げたくない。
シャットアウトしてしまうのはリスクが伴うことだから。

だからと言って、なんでもお金を出してあげるのも、
ケン太にとって好都合にしかならない。

そこのバランスがとても難しい。



ケン太が我慢していることはいろいろある。

課金は一切していない。

これまでどれだけお小遣いを課金につぎ込んできたことか・・・
お金があったら多分、課金をしていると思う。


スマホのバッテリー機能がほぼゼロ。

いつも充電しながら使っている。
外に出る時はモバイルバッテリーに繋げて持って出る。
かなり不自由だと思うけど親には何も言ってこない。

他にもあるけれど・・・

そういったものは自分のお金で出すべきという意思は持っている。


最低限の社会人であるという意識

とりあえず、まだそれは失われていない。

そこが崩れてくると、なし崩し的になるけど
まだどうにか保っている。

親から崩してもいけないと思う。


その意識を失うことのないように・・・

気持ちが内に向かわないように・・・


何が正解だか本当のところはわからない。

状況を見ながら模索していくしかないかな。





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