愚痴を使って親をコントロール？

昨日の記事を読んでくれた友達からメールをもらいました。

今、子の問題と親の問題を分け、
親子分離を頑張っているお友達です。

「昨日のみぃみさんの記事は、親子の課題の分離、、ですよね！」と。

そしてまさしくその問題に取り組んだ、
今朝の出来事を教えてくれました。

ブログへの記載について、是非！是非！と快諾してくれたので書きますね。


娘さんは今、高校3年生。受験を控えています。
一時期は不安定だったけど、持ち直し、順調に登校していました。
しかし、弟さんが崩れてしまったことで、その影響を受けてか、また不安定になってしまいました。



今朝の声かけに娘さんが「わかってる」と、
今日も行かないと思ってほっておいたそうです。

すると、起きてきたので、朝ごはんを用意すると、
リビングにつっぷして、泣き出したので、黙って見ていました。

それまで、娘さんの吐き出しを怖がって、持ち上げて、気分良くさせて、
その場をしのいでいたのですが、

今朝はそれを止めて冷めた対応をとると

娘さんが、「何？何か言ってよ！」と言ってくるので、
娘さんの顔を、悲しいそして怒りを少し含んだ表情で黙って見ていたそうです。

すると、娘さんは支度をして降りて来ました。

「送って」と言いながら、また泣き始めたので、
「行くなら今しか出れないよ！」で促して車に乗りました。

泣きながら「宿題も何もできていない、怒られる〜」と言うので

「高校3年にもなって、宿題をやろうがやるまいが、誰も何にも困らないんだよ。
先生だって、卒業したら終わりなんだから、関係ないのよ。自分の人生なんだからね。
やりたくなければ、やらなければいいよ。
どんな選択をしたって、お父さんとお母さんは、〇〇の事を見放したりしないから。
やるもやらないも、自分の責任で、自分で考えなさい！」

と、いつもより強い口調で言うと

また泣きながら「もう行けない」と。

「全然構わないよ。学校に行くかどうかなんて、自分で決めるしかないんだから。
行かないなら、このまま帰る。駅前で止まってたりできないよ。そのまま乗ってなさい。帰るから」

と言ると「行くよ」と駅に着いたらすぐ降りたそうです。



これまでも、親の問題と子の問題を分けて考え、自力を促す対応はとってきたけれど、
娘さんの誘導に負け、思い切った行動がとれない時があったそうです。

今は受験のストレスでかわいそうという気持ちもあり
一時気をつけていた、身体へのタッチや、ベットで寝たりや、頭を撫でるなど、、、
対応が、甘くなっていたそうです。

吐き出しを、慰めたくての行動でしたが、それが、娘さんの甘えを、増長し
子上位にしてしまったと。
それをやっていると、いつかは行き詰ると言われていたけれど、そうなってしまったと。

アドラー心理学の漫画に、同じ事が書いてあったそうです。

吐き出しに来る人に、慰めたりすると、吐き出しを使って、相手をコントロールできるとなり、
成功体験を積ませてしまうから、ほっておくのが良い。


娘さんは愚痴を使って、親をコントロールしたいのだと思うと。

成功させたら、愚痴愚痴言ったら、親が言うことを聞いてくれる、と学習させてしまう。

大学受験に関して、ご主人と一緒に娘さんの希望を優先する。浪人も受け入れる。
と、何度も伝えているのだから、
もう、相談には乗っても、吐き出しに付き合わないようにしなければ。

黙って、悲しい顔で、自分の悩みと向き合わたい。

吐き出しへの距離をしっかり取り、怖がらずに課題の分離をしていきたい！

それは、あなたは大人だから。大丈夫だから。

・・・がベースにあるのだから。



そしてアドラー心理学の漫画を送ってくれました。

心療内科のＨＰみたいです。
こちらも貼りますね。

【アドラー心理学】マンガで分かる心療内科・精神科in池袋　第６回「課題は分離しろ！」





ケン太も

親とのいさかいの翌日に腹いせで、学校をお休みしたり、
何かを要求してて親がＯＫを出さない時に「だったら学校休む」と言ってきたことがあります。

親のために学校に行くわけじゃないのに。
学校休んだら親がショックを受けることを知っていて、そこを突いてくる。

そうやって登校をたてに取り親をコントロールしようとしていました。

これも同じことですね。

学校をお休みしてほしくない・・・・
そして、ブレそうになる。

それを見透かされていたのだと思います。

子どもの問題に親が振り回されない毅然とした態度が必要なのだと思います。




娘さんの愚痴による親支配からなかなか逃れらず苦しんでいたお友達。

今、毅然と立ち向かおうとしています。

初めて会った時よりもぐんと逞しくなったような気がします。


私も頑張らなくっちゃ！





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