ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

愚痴を使って親をコントロール・・・その続きです。

2016-11-09 23:24:36 | 家庭内対応
昨日の記事の続きです。

ブログの記事にしたこと、お友達に報告しましたら
その後のこともお話してくれました。

また記事にすることを了承してくれました。



朝、泣きながら吐き出し中の娘さんを駅に降ろしたところからです。

そのまま学校に向かうのか、それとも・・・
そんな不安な状態で見送った朝。

落ちて帰ってくることを覚悟していたそうですが、
帰ってきた娘さんは安定していたそうです。

びっくりした・・・と。

吐き出しに引っ張られない対応が効いたのですね。


しかし、今朝・・・

また泣きながらの吐き出しが始まったそうです。

「提出模試ができないの、勉強ができないの・・・」と。

30分ほど、なるべく距離を取って黙っていたそうですが、
どんどん自分を追い込んでいく感じだったそうです。

今、お父様の仕事がとても忙しく大変で
娘さんがそのことも、とても心配しているようだったので、

「何があっても、家族一丸となって、乗り越えるしかないんだよ」と言うと

「だから甘えていると言いたいの!!
だから勉強しろと言いたいの!!」

・・・と。

朝は勝負しない!
一回、自室に行って深呼吸。

そして、リビングに戻って、

「もうさ〜。何が起こるかわからないし、自分の事だってコントロールできないのに、人の事なんて動かす事はできないよ。
今、自分が思い通りにならなくて、辛いでしょう?それがわかってよかったじゃない」

などとトーンを変えて、明るく言うと、

娘さんは、だんだん持ち直して来て、

「自分が思い通りにならない。今まで、そういう友達を見て、馬鹿じゃないの、と思ったけど、今は、自分がその立場だ。
とにかく、高校は卒業する。それからの事は、それから考える」

と言ってきたそうです。

そして、普通の状態になり

「とにかく学校行って帰ってくるよ」

と登校したそうです。





吐き出しをよいしょしない!と、覚悟していても、やはり巻き込まれそうになる。

もっと、距離を取りたいけど、どんどん落としてプレゼンして来るので、難しいと。

でも、持ち上げたり、慰めたりしないように・・・

それを気を付けているのが伝わってきます。


昨日、強い口調で話したのは2年振りくらいらしいです。

それだけ勇気がいることです。
辛いことを言うのも親です。

そして少し距離を取り、本人に考えさせるのも根気がいることです。

すぐ吐き出しが収まるわけではないですものね。

でも、これまで何度もくじけそうになったけど、
いや、こんなもんだろうと思えるようになってきたそうです。

これは頑張ってきたからこそ、見えてきたことですよね。

確実に前に進んでいる。


しかし・・・

なぜ「勉強しろと言いたいの!!」という言葉が出てきたのでしょうね。

勉強のこととは関係のない場面で・・・

だから簡単ではないのです。

この言葉が出ないようになるには、もう少し時間が必要なのかもしれませんね。



弟君は今、順調に登校しているようです。

今朝は久しぶりに2人とも、時間に登校できたとのこと。

こんな朝が迎えられるのです。

お友達の頑張りがあったからこそですね。




ランキングに参加しています!
ポチしていだだけたら嬉しいです
     ↓
にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へにほんブログ村



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする