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只今、日比谷は”小池修一郎祭”
東京宝塚劇場&日生劇場
演出作品上演中ぅ。
だからってわけじゃないけど、
”リックのカフェ”に行った翌日は、
”キットカットクラブ”へぇ。
日生劇場 1/10(日)
1階B列上手
ブロードウェイ・ミュージカル
キャバレー
修辞・訳詞・演出:小池修一郎
出演:藤原紀香 諸星和己 阿部 力
高嶺ふぶき 戸井勝海 杜けあき 木場勝己
金欠だって断ってたんだけど…。
B席だからと誘われ、行ってみれば
差し出されたチケットがっ
B列っっ。しかも1階っっ。
ウギャギャギャ~~~!
なんか違うよ!
ひえぇ!(友の声)
コラぁ、一緒に驚くなぁ。
金無いねんってぇぇえ。
…でも、もう後へは引き下がれないぃ。
リックのカフェに行こう。それでチャラや。
『カサブランカ』に誘っちまったぜ。
音楽監督は甲斐正人
ヘアメイクがCHIHARUとな!
そ~して振付がっっ。
『カサブランカ』も手掛けちゃってる
桜木涼介ぇ。
ヅカカラー爆発だぁ。
衣装は前田文子
『リチャード三世』のロックな衣装にクラッときてから
気になっちゃって♪
『ピーターパン』もそうだったなぁ♪
私の『キャバレー』初体験は
ミッキー(順みつき)&尾藤イサオ
なんと!1982年なんだっ。
大阪からおのぼりさん状態で、
銀座をキョロキョロしながら博品館劇場に。
も~ワクワクして~。
…でも今となっては、
主題歌しか覚えてない(コラコラ!)
前3列は舞台脇を取り囲む様に、
テーブル&椅子席になっている。
客席も、もうお店の一部になってるのか。
舞台真ん中にデッカイ地球儀がぁ。
それがベリベリ~っと剥がれて、
ミラーボールに変身だ。
1929年、ドイツ・ベルリン
ひたひたと迫り来るナチスの足音を、
知ってか知らずか
今日もキャバレー”キットカットクラブ”は、
大賑わ~い!!
司会者・EMCEE(諸星和己)が
ピエロのようなメイクで登場~。
次々に紹介されるダンサー達。
なんだか男性ダンサーがキケン。
黒と白のピラピラレースで下着な衣装にドキドキ。
いつの間にか舞台中央が、
ガタゴト揺れる電車の中。
アメリカ人で小説家のクリフ(阿部力)は、
隣りに座った男性から住居を紹介された。
大家は杜けあき
下宿住人の娼婦は高嶺ふぶき
ヒャヒャヒャ~
退団後、舞台で観るのは初めてじゃぁ。
も~立派に”女優”じゃのぉ。
やがてクリフはすっげぇ女と恋に落ちる。
キャバレーの歌姫サリー(藤原紀香)!
ナマ紀香ぁ。ナイスバディだぁ。
歌にパワーがないけど、
ミュージカルの人じゃないもんね…。
台詞の口調が甘えたで色っぺぇ。
だからかしらん…
上瞼と下瞼が仲良くなって、
首がガクガクとぉぉ。
ハッッいかんいかん!
こんなに良席なのにぃ。勿体無いぃ。
一服の清涼剤は、
心優しい果物商・シュルツ役の木場勝己
さり気なく舞台をあったかくするよぉ♪
歌も、こまつ座モードで、心がほんわかぁ♪
シュルツは大家のシュナイダー夫人と婚約
…するはず…が…ムムム。
商売繁盛なのはいいけれど、彼はユダヤ人…
「私だって、ドイツで生まれ育ったドイツ人。
嫌がらせなんて直ぐにおさまる」
そう言う彼の言葉が切なく響く…。
サリーが妊娠して、
クリフの肩には責任がドッサリ。
でも…仕事が…。
ちょいとした書類を貰ってくるだけで大儲け!
この話に乗ってはみたものの、
なんと
ナチスの片棒を担いじゃってたぁ。
こんなのイヤだぁ。
…もうアメリカに帰るよ。
一緒に行こうと誘われても、
サリーは頷いたりしない。
妖しい空気が充満するキットカットクラブ。
いつしか人々の衣装がナチスに!
ドピンクの襟巻きを優雅に巻いて、
サリーは今夜も歌う!
♪生きるってことはキャバレー♪
え…あ…歌詞が私が覚えてるのとは違う。
なんだか耳には馴染まんかった。
物語のラストは…
クリフが迷彩服で登場して戦場でー。
「ここ違うぞい」って友達が驚いてた。
ってことは新演出。
やっぱり誰もが
逃れることが出来なかった、
戦争という地獄に呑み込まれて…。
それでも、
混沌、猥雑、退廃の色が大人しくって、
ちょっとドップリ物語には浸かれなぃぃ。
イチバン盛り上がったのは、
ローラースケートの場面だったかも。
勿論、諸星!さっすが魅せるぜぃ。
とかいって
光GENJI世代じゃないんだけど(おいおい)
う~ん。
リックのカフェの方が私は好き♪
もう1度お隣りに行ってこ~っと。
1/7~29日生劇場
初日の模様 → コチラ
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