アッパレじゃ!

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5月も歌舞伎座へGO! 八陣守護城

2021年05月28日 | 歌舞伎


吉右衛門はきっと休演だろうな…ぁ。
そうは思いながらも、
一縷の望みが捨てきれず…ぅ。
ポチっとな。
チケット発売から約2週間後、
休演発表…ぅ。

中村吉右衛門休演の為、
中村歌六が代役を務めます。
開演前から何度もアナウンスが…。
そうなんだよねぇええ。
淋しいなぁああ。

2021年5月13日(木)曇りのち雨
歌舞伎座 18:20開演 3階A席

第三部
6:20-6:43  

八陣守護城
 湖水御座船
中村漁岸 作
佐川藤太 作
松 貫四 補綴
出演
佐藤正清:吉右衛門(休演)
     歌六(代役)
轟軍次:種之助
鞠川玄蕃:吉之丞
雛衣:雀右衛門

 琵琶湖の湖上をゆく御座船。
佐藤正清は北畠春雄の館を訪れた帰り、雛衣が奏でる琴に耳を傾けてくつろいだ様子を見せています。
そこへ、北畠の使者達が見送りに現れ、様子をうかがうと…。
 猛将で知られる加藤清正(役名では佐藤正清)が、徳川家康から勧められた酒を毒酒と知りながら飲み、主君である豊臣家を守護したという逸話を題材にしています。
原作の四段目にあたるこの場では、前の場で毒酒を飲んだ正清が苦しむようなそぶりを見せることなく、毅然とした様子で武将としての大きさを見せます。
歌舞伎の様式美と時代物の風格漂うひと幕をご堪能ください。

加藤清正といえば『二条城の清正』
しか観たことがないんだけど…。
どんな物語なのかなぁ。



佐藤正清(歌六)と雛衣(雀右衛門)が、
デッカイ御座船に乗っているぅうう。
そこへ、ドンブラッコッコドンブラコ…
桃じゃなくって。船が!
轟軍次(種之助)が、
何気に正清を観察中。
そうして首を傾げている。
ハハ~ン。毒でも盛ったんでしょぉお。
暫くして、ドンブラッコッコドンブラコ…
桃じゃなくって、また船が!
鞠川玄蕃(吉之丞)も
「おっかしいなぁ」
首を傾げながら引き返したぁあ。

雛衣(雀右衛門)が琴を奏でて、
佐藤正清(歌六)の心を癒してるよ。

歌六もしっかり演じてるんだよぉ。
舞台を引き締めてるんだよぉ。
でも…でも…
吉右衛門だったなら、
もっとバァァアアン!!
ってオーラがあるんだよねぇええ。
いっつもセンターに立っているだけに…。
そんな事を考えてたら
いつの間にか幕が降りておった…ぁ。





歌舞伎座
2021年5月3日(月・祝)~28日(金)
※新型コロナウイルスの感染拡大と政府の緊急事態宣言を受け、
3日~11日は公演中止。
第三部
八陣守護城 (2021.5.28記)
春興鏡獅子 (2021.6.2記)
第一部
三人吉三 (2021.6.10記)
土蜘 (2021.6.11記)

今月の舞台写真は… (2021.5.27記)

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