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寒~っ!寒~っ!寒~っ!吉祥寺、寒~っ!
でも前進座劇場は、ほっかほか~。
超満員っっ。補助席出てますっっ。
埋めているのは、爺様&婆様。時々おじさん&おばさん。
ほんにのぉ、先日の本多劇場と違って、尖がってないよ皆さん。
フワ~っと笑いに来ました。って、顔がそう言ってます。
「私ここでは一番若いかもっっっ。ヒヒヒ」
「だから何?」友人に突っ込まれた~。
柳家 小たま 「平林」
柳家 喬之助 「寄合酒」
柳家 さん喬 「棒鱈」
中入り
柳家 紫文 (粋曲)
柳家 小三治 「千早ふる」
(おはやし 長澤あや社中)
お待ちかね、柳家小三治登場!
ヤンヤヤンヤの拍手の中、ボ~ッと歩いて来てます。
のっそり座布団に座って、
お茶をすすって、
「ここで飲むなら楽屋で飲んでくりゃぁいいのに」
ワハハ。いつもの調子よ、その調子。
徒然なるままに…。
劇場をグル~ッと見渡して、「良いですね。この劇場」
「イチバン後ろの人の顔が見えるのがイイんです。
何話そうか、お客さんの顔見て決めるんでね…。」
「秋田県にある、何とか楽館」
すかさず客席から
「コウ!」
「そうそう、康楽館。イイですね」
「熊本県の…八千代座。あそこもイイです」
「四国の…愛媛県にもありますね。内子座。あそこもイイ」
「その点、歌舞伎をやってる何とかって劇場はね…。
駄目です。広過ぎます…。
あそこで落語やった噺家がいましたけどね…」
ワッハッハッハ~。大うけの場内~。
……。
間。と申しましょーか。
シ~ン…。
沈黙。と申しましょーか。
お客さんも心得てます。ジ~ッと気長に待ってます。
「この間、娘とイタリア旅行に行ったんですよ」
ブハハ。まだ、まくらなんだぁ。
なんと!小三治親子は空き巣に入られた!
それもセキュリティー万全のホテルで!
取られたのは、部屋の金庫に大~切に保管していた中から、
クレジットカード2枚と、財布の中の1万円札20枚。
パスポート・航空券・数枚のクレジットカード・千円札なんかは、
そのまんま残ってる。
だから、娘さんがきっちり確認しなければ、
のほほ~ん、と帰国してから大パニックが起こったはず!
ひぇぇぇぇ。かなりの知能犯ですよ~。
全部取るんじゃないんだもんなぁ。錯覚するわなぁ。
しかも、金庫だヨ。
他人が開けるなんて端っから想像しないっしょ。
警察を呼んで、てんやわんやの大騒ぎ~。
調べによると、3日前に盗まれてたんだってっっ!!
その日フロントに1本のTELが
「金庫の暗証番号を忘れて開けられない」
ホテル側は、疑うことなくオ~プン・ザ・ドア~。
チョチョイのチョイってなもんよ。
搭乗時刻ギリギリまで、警察署に拘束っ。
「滅多に経験できませんヨ。イタリアの警察に行くなんて」
遺産であるお城の中に警察署はあるそうな。
何も看板が無いから全然目立たない…。
壁に傷つけるなんて御法度!
だから、配線が床中うねってるんだってぇ。
「イタリアですからね。自分の他は全て犯罪者だと思えってね」
いつ?いつ落語に入るの???
ヘヘヘ。こりゃまたいつもの調子なんだけどね。
このまま”イタリア”について質疑応答して欲しぃ。
なんて名前のホテル?教えてー。
あ、落語始まりました。爆笑したよ。
しか~し、脳裏に残ってるのは”イタリア土産噺”であった。
ブハハハ~。
2005年12月11日(日) 昼席 前進座劇場
何も言わずに消してしまいました。
記事と関係ないコメントでスミマセン。
これかも、寄らせてていただきますね。
えっっ!とても!とても!残念です。
ショック~。
いつも楽しく読ませてもらっていたのに…。
また再開する事があったらご連絡くださいね。
ここにもまた寄って、喋ってって下さいね。
お待ちしてますヨ。