日経ホール 12/17(月)
伝統から未来へ
文楽と歌舞伎、江戸時代から継承されている
日本の伝統舞台芸術の第一人者による対談
→ 日経アドネット
竹本住大夫×中村吉右衛門
500名入るホールに、わいのわいの~。
おば様達は、
歌舞伎の話しをピーチクパーチク。
初老の男性が
「草々は」とか「小草若は」とか…
レレ?それって”ちりとてちん”やん。
まるで、
ほんまもんの落語家の話題みたい。ククク。
着物姿の竹本住大夫の前には、
黄色と薄いピンクのバラ
スーツ姿の中村吉右衛門の前には、
濃いピンクと淡いピンクのバラ
なんか、イイ雰囲気だよ。
ウッシッシ♪
夢のツーショットだよ。
こんな場所は苦手…という吉右衛門。
緊張気味な御顔だ。
住大夫は余裕ちゃうかなぁ。
だって、トークで笑わすの得意やん♪ククク。
奇しくも、2人は養子同士
へぇぇ。そんな共通点があったとは!
初代吉右衛門の舞台を誉める住大夫。
ナマ観してるんだよね。嗚呼、羨ましい。
文楽&歌舞伎の合同公演
S34年『日向嶋景清』
WOOOO!
吉右衛門の大奮闘をNHKでOAしたよ。
熱烈レポ →還暦からの挑戦
ほれほれ、
当時珍しかったカラコンを使ったって。
「赤い目を開くんです。良かった」
そう言う住大夫は、スタッフとして参加。
吉右衛門は当時15歳。萬之助の名で出演。
「兄は器用なんですが、私は不器用」
だから、先代綱大夫に何度も教わってー
終演後に”綱大夫は偉い!”と言われたんだって。
グフフ。
面白いこと言うよぉ、吉右衛門ったら♪
文楽のまんま、歌舞伎俳優が演るという。
「床の息と気合がスゴカッタ…」
こりゃ~25日間はやれない。(公演は2日間)
そう思うくらいの真剣勝負!
「ラストは、兄と私が走ろうとする父を、
後ろから引き止めるのですが、ものスゴイ力で…」
15歳と17歳でも支えきれない初代のパワー。
客席は、スタンディングオベーション!!
2人はその空間を共有していたんだね…。
S16年とか17年の歌舞伎公演。
そのチラシを持参したのは住大夫。
残してるっつ~のがスゴイね。
昔は、歌舞伎と文楽に交流があったんだって!
稽古をつけることもあり。公演の総見もありー。
キョエェエ!!そういうのイイ♪
吉右衛門は10代から背が高くて
なんと178cm!
そのせいで猫背になっちゃったって…。
女性週刊誌用のインタビューでの、
兄弟エピソードとか。
住大夫から質問「東宝ではどうやったの?」
さすが!歌舞伎界の歴史を知ってはるなぁ。
「泣かずとばずで」
いいなぁ、こういう吉右衛門って♪
若い頃は、一日着物で過ごしてみたり。
体作りもする歌舞伎俳優。
何事も普段が大事。
「大変な仕事でっせ。俳優にならないでよかった」
幼い頃、チョロっと夢見たことがあるという住大夫。
客席の笑いを誘ってまっせ~♪
そ~して吉右衛門を褒める!
「オベンチャラちゃいまっせ。古典は吉右衛門でっせ」
いや~私もそう思ってるねん。
住さんと一緒や~♪
「播磨屋!」客席から声が掛かって、
ハニカミ王子な吉右衛門♪
芸の話しになると、
直ぐに実技に入る住大夫。
客席も聴き入っちゃって。
あ!吉右衛門もおもいっきり聴き入ってるよ。
後半はメモを取って、真剣そのもの。
スライドを見ながらトークで盛り上がる!
熊谷陣屋
”今年の収穫~演劇・舞踊”に選ばれた作品
(日経新聞12/17夕刊に掲載)
寺小屋・俊寛
ちょっくら書いてみようと思ってたんだけど
「来年1月中旬に、日経に掲載予定」
っつ~事なんで、そっちで楽しもうぜ。
言葉の話しになって、住大夫が
「”きちえもん”ってどう発音しますか?」
吉右衛門が、自分の名を言ってみるー。
きちえもん
フムフム。フツー私もそう言うヨ。
ちゃいまんのか~?住さん。
きちえもん (”も”にアクセント)
それ大阪弁とちゃいまっか~?
あっ、吉右衛門が一生懸命練習してるヨ。
いいなぁこういうとこが好き♪
指導の内容など、
後世へ芸を伝える者ならではの悩みを共有ー。
「好きやったら、もっと好きになれ」
若手へのエールを送る住大夫。
「地方の小学校に行っても、上手い子がいます」
お!今年もやった”舞台芸術体験”のことだね♪
あちこちに才能が散らばっている。
誰でも活躍出来る土壌を、こちらで早く作ってあげたい。
キャ~!吉右衛門。
静かな物腰の中に、熱いハートを秘めてるぞ!
変わらざるものと、変えるべきもの。
伝統から未来へー
住大夫は、「2時間持つかなぁ」
そう心配してけど、10分延びてるっちゅうの。
ああ、幸せな時間だった♪ありがと~♪
もっと聞きたかったよぉぉ。
外に出ると、大手町のオフィス街。
向こうに見えるは工事現場(画像見てネ)
ここにも未来があるんだ…。
ランキング参加中、あなたの清き一票を(笑)
お二人のもう一つの共通点、といえば同じ年に芸術院会員に選ばれたことでしょうか。
これセッティングした人は偉いです!
>同じ年に芸術院会員に選ばれたことでしょうか
へえ!そうなんですね!知らなかった~。やっぱり何か縁があるんですよ、あの御2人は。
私もまたどこかで、その縁にちょっくら乗っかりたいです(笑)
いつのまにこーんなおもしろそうな対談がぁぁ
ぁ?!全然知りませんでしたよー。
>後半はメモを取って、真剣そのもの
住さまの前では吉さまも生徒さんですねぇ。
>古典は吉右衛門でっせ
うれしいお言葉ですワ。私もそう思います。うんうん。
日経新聞、とってない、、、。が、なんとかして読まねば!
ご紹介ありがとうございます♪
お久しぶりで~す♪
>住さまの前では吉さまも生徒さんですねぇ。
グハハ。そうそうその通り。
やっぱり古典は吉右衛門ですよね、ね、ね♪♪
日経新聞、私もガンバッテチェックしなくっちゃ。
たまりませんねー。
私が行った住大夫さんの「文楽の夕べ」もコレです。
> ハニカミ王子な吉右衛門♪
きゃー、カワイイ。この顔、なんとなく想像つきます。
お二人の様子が伝わるレポにニマニマしちゃいました~。
>「文楽の夕べ」
そうなんですか!!”日経アドネット”の事など何も知らず…(苦笑)
今回は情報を頂いたのです。めっさラッキーでした♪♪♪
> ハニカミ王子な吉右衛門♪
カワイかったですよぉ。
NHKのインタビューで見せる顔はキリリとしてるんですが、あの日の御顔は違ってました。
ナマで会うと、その人が醸し出す空気まで吸い取れる(吸血鬼か!)からクラクラきますね。