夢の文楽館
「通し狂言・仮名手本忠臣蔵」一挙放送
12/15(土) NHKhi 10:00~21:30
すごかったよー。10時間30分だよー。
長丁場ってこういうことかー。実感したー。
お茶の間で観てるのに…
NHKだから、CMが無いから、
トイレタイムが取れないっちゅうのー。
収録は、20周年記念特別公演
H16年(2004)11月26日 大阪国立文楽劇場
(ちょこっと、国立小劇場のもあった)
クエェェエ。この公演は観てな~い。
「また忠臣蔵かよ」
そう思ってシカトしたんだった。(ごめんちゃい)
大序から →→→ 八段目
8時間っすねぇぇ。
<四段目>城明け渡しの段
私の眼目はここだ!
吉田玉男の由良助だ!!
去年、蓑助の由良助を観た時、(2006/9国立小劇場)
ウ~ム…何かが…違う気が…。
アホな脳みそをフル稼働して、
ヒュ~っと浮かんだのが、玉男の由良助。
そうだそうだ、あれよあれ!
…あれがフツーだと思ってたけど、
スッゲ~ものを観てたんだなぁ、私ぃぃ。
オーラがあったんだよ~~。
ビャ~~~~~って。
ビャ~~~~~って。
ビャ~~~~~って。(もうエエっちゅうの)
でも…もうこの世では…。ウウウ。
それが、今ここに。映像でっっ。ウウウ。
閉門した城をバックにー。
提灯を破る音…ビリビリ。
紋所をおし頂いて、懐へ。
遠ざかる城を振り返って、
九寸五分を手に思い入れー。
「ハッッ!」玉男の一声!
√はつたと睨んで
きた~~!!ビリビリきた~~!!
ハ~。満足、満足。
あ、まだ続くんだな、この番組。
ゲストは2人。
豊竹咲大夫(文楽太夫)、いとうせいこう(タレント)
NHKのアナは、いつもの文楽担当の人だ!
ぽっちゃりなお兄ちゃんだ~(名前覚えろ!)
文楽の方が古いのに、映画の影響かと思うくらい。
クレーンでガ~っと引いて描いてるようで。モダンです。
ビジュアル中心。沈黙を楽しむ。etc
フムフム。
いとうせいこうは、後ろの席で
ここ数年は、床だけを見つめているんだって。
清治の三味線には、ミュージシャンも唸ったらしく、
後ろにバックバンドが見えると言われた、とか。
口伝は師匠にあり、稽古は花鳥風月にあり
咲大夫の言葉も深いねぇ。
なんとなくしか意味が判らんけど…(コラコラコラ!)
五・六段目は、脇役がポーンと出てきてカラフルに。
時代物の中の世話物。
上手く、お客の心を掴むんですよ。etc
おっと~。フリップが出てきた。
この芝居を分析するとー
大序~三段目 発端
四段目 展開
五・六段目 頂点
七段目~九弾目 転換
十段目・大詰 解決
ゲストと司会の話しが弾んでるぅ。
お茶の間桟敷席も、お茶すすりながらフムフム。
おいおい、やること溜まってるのに、
くつろいでる場合か!私ぃ。
清志郎(三味線)や勘十郎(人形)にインタビューも。
ゆかりの地の紹介も。
………。
キョエ~~!とうに陽が暮れてるよ~。
1時間休憩
これ夕食タイムってことね、はい。
九段目 → 大詰
<九段目>山科閑居の段
住大夫のインタビューによると、
戸無瀬とお石の語りわけは”速度”。
ゆっくりは戸無瀬。速いのはお石。
…そっかそっかそ~なのか。
そんな事気にしたことなかったぁ。(アカンたれ)
いとうせいこうが好きなのは、加古川本蔵。
屏風の陰から覗き見して事件が始まり、
木戸から覗き見して終わるー。(な~る)
”文楽ってスゴイです”
これは、色んな人がテレビで言うでしょ。
でもそれって”伝統芸能に感動してます”って感じで、
ステキさを、漠然としかキャッチ出来なかったんだけど…。
今回はクラ~っときた。
いろんな『仮名手本忠臣蔵』の楽しみ方があるって。
さすがは、いとうせいこう。
MJ(みうらじゅん)の友達だけあるな(そこかい!)
「この動きはマンガだ!」そう時々思っちゃう、
私の楽しみ方もイイんじゃん(ガハハ)
サイドストーリーを想像しながらー。
そういうのもオモロイかも。
勝手に外伝作っちゃおっかな。イヒヒ。
この日は、偶然見れたちゃった。
どこまでガンバレるのか…。と思ってたら
ラララ…最後まで!
すごいやん、やるやん、できるやん、私ぃ。
こんなオモロイもんが、
ハイビジョンだけで終わるわけないね。
BSでも、きっと地上派でもやるよ、やる。
っつうか、お願いしますよ~。
ランキング参加中、あなたの清き一票を(笑)
熱中しすぎて録画がHDDの容量不足で止まっている
のにも気づかず(涙)玉男さんの由良さん、素敵でし
たね。もういちど放送してくれないかなぁ・・・。
本当にステキでしたよね、ね、ね♪
再度放送!して欲しいですよね。
でもきっと、私は四段目だけしか観るパワーが無いだろうけど(笑)
夢の10時間半はやっぱりリアルタイムで見る人のもの。録画して後で見ようなんてダメですねえ!
いとうせいこうさんの解説も見仏の視点と共通していそうだなあ~。加古川本蔵、チェックしよ!
玉男さんをナマで見られなかった私ですが、かしまし娘さんの感想を読んでこれがどんだけ貴重な映像かわかりましたよ。ありがとうございます。
で、その写真はなあに?(笑)
玉男さん、最後の由良助ですね。山科は玉女さんが出てたけど。
城明け渡しは、床は御簾内で「はったとにらんで」だけなのに、人形だけで見せますね。紋を切り抜くギリギリ、ガリゴリ、という無念の音がたまりません。
ライブラリに入れたかったです。でも、うちのテレビじゃ見られないのです。
こちらのレポで楽しませていただきました。
完走して感想書きました!(笑)
録画したんですね。ガンバッテ下さい!トイレ休憩も自由自在やん。
>で、その写真はなあに?(笑)
ハハ。これは国立劇場へ向かう並木道の銀杏さ(笑)
藤十郎様、まいど!
OH!やはりナマ観していらっしゃいましたか!!さすがです。
>玉男さん、最後の由良助ですね。
ですね…。有り難味が今頃判りましたぁ。(バカ~)
>無念の音がたまりません。
本当ですね。幻聴かと思うほど心に響く音です。
きっと「仏像100選」の様に、BSとか地上派でOAしますよ。
ゲストまで呼んで、バックには筋書きでお馴染みの切り絵がデデンとあったし。
金かけてますもん、NHK。(やらんとしょ~ちせえへんで!)