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大好物は舞台観劇♪ようござんすか?ようござんすね。”私見”バリバリ入りますっ!ネタばれアリアリ~。

脳みそバァアアン!! ヴィム・ヴェンダース&役所広司 PERFECT DAYS その2

2024年01月25日 | 映画


→ その1

平山さんのアパートには、音楽カセットと本が!!
本棚は部屋の隅っこにあって、
なかなか画面にバ~ンとは映らないんだけど、
隅っこに本が重ねられているぅう。
どれくらいになったら処分するのかなぁ。
あの古本屋へ売りに行くのかなぁ。

平山さんの毎日同じローテーションを眺めているうちに、
浅草演芸ホールとか東洋館には、足を運ばないのかなぁ。
落語とか漫才は興味ないのかしらん。
なんて思うようになってたりしたぁあ。



天涯孤独なのかな…。
なんて思ってたら、突然姪っ子が現れて、
平山さんの家族関係や育った環境が、
ボヤ~っと見えてさぁ、
妄想が広がったぁああ!!

演劇でもドラマでも、
全部を語る物語が多いけど、
さすがはドイツの名匠ヴィム・ヴェンダース!
余白があるから、観終わったら余韻が残るのねぇえ。
心にジ~ン…ぅぅ。
役所広司とタッグを組んで、
日本人が忘れてしまった日本を、
美しく映像化してくれたぁあああ。

ヴィム・ヴェンダースと言えば、
『ベルリン・天使の詩』しか観てない…ぃ。
しかもすっごく昔の話…日本公開は1988年!!
懐かしいわぁああ。

田中泯に白羽の矢が立ったのは、
ピナ・バウシュが絶賛していたからだとか。
異空間を漂う様な…。蜃気楼の様な…。
エエ味出してたぁあああ。

役所広司ってやっぱりイイよぉおおお。
さすがは無名塾出身だよぉおおお。
映画のラストのクレジットで知ったぞい。
“製作総指揮”もやっている!ウォオオ!!

木漏れ日…。
AIだとか何だとか、最先端技術に
気持ちを持っていかれちゃってる毎日だけど、
ちょっと外に出掛けるだけで、
木々を眺めるだけで、
心をリセットすることが出来るのに…。
平山さんと同じ空気を吸わないといかんな…ぁ。

映画を観終わってトイレに入ったら、
なんだか今までと違う感覚になっちゃった。
私は基本的に公園や駅のトイレは使わないんだよね。
ゴミが置いてあったりするしね…。
だけど、誰かが掃除をしてくれているんだよね。
有難いことだなぁ。

『PERFECT DAYS』は、
世界80ヵ国の配給が決定しているんだって!!
スッゲスッゲェエエ!!

第96回アカデミー賞の国際長編映画賞にノミネート!
ヴェンダース監督は「私の偉大な映画界の師、小津安二郎の祖国である日本の代表としてアカデミー賞に参加できることを大変光栄に思います。『PERFECT DAYS』は彼の魂に導かれた作品です。
この作品がノミネートされたことは、私にとってこの上ない喜びです」とコメントしている。
発表は3月10日(日本時間:3月11日)!
おわり


脳みそバァアアン!! ヴィム・ヴェンダース&役所広司 
その1 (2024.1.24記)
その2 (2024.1.25記)


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