![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/1c/4bb9c72786c939764c7ecf330a59122a.jpg)
ヒッェエェエ!なんと29年ぶりの再演っっ!
『芭蕉通夜舟』
四文字熟語みたいに並んでると…って5文字だけど。
読めない…(アホかっ)
松尾芭蕉の物語よね…。う~んどうしよっかなぁ…。
おっとぉ三津五郎!ほんじゃぁいっちょ行ってみよ~!
2012年8月31日(金)
紀伊國屋サザンシアター 7列センター
井上ひさし生誕77フェスティバル2012 第6弾
こまつ座 芭蕉通夜舟
作:井上ひさし
演出:鵜山仁
出演:坂東三津五郎
坂東八大、櫻井章喜、林田一高、坂東三久太郎
松尾芭蕉の心の変遷を、井上ひさしの独特のユーモアで綴る一代記。
三十六句の歌仙にちなんだ全三十六景を、鮮やかな場面転換で再現 !!
うへぇぇええ。俳句ってやったことないし、よく判らないし…。
松尾芭蕉のことも有名俳句をちょこっと知ってるだけだしぃぃい。
あ、松尾芭蕉記念館にはその昔行ったことがあるけど…。
な~んにも覚えとらんしなぁ。後、…像も見たことあるけど…。
客席は…ウ~ム。男性が結構いるよねぇ。
いや、こまつ座っていつもこんなムードだからなぁ。
でも、俳諧の友なんて人達も来ているのではなかろうか。
そういう人にはよく判る物語なんだろうなあ…。
って最初っから後ろ向きぃぃぃ…。
「松尾芭蕉役の坂東三津五郎です」
舞台の上でこれから芝居が始まるんだっ。
って思ってたのに、急に素になってこんな挨拶。
オヨ!オヨヨ!
他の4名は完全なる黒衣!!
チョロっと解説してみたり、大道具の転換をしたり、
小道具を三津五郎に手渡したりっ。
あれよあれよという間に、場面が変わるぅぅ。
MY脳内は置いてけぼりをくらってるのかっ。ついて行けてるのかっ。
どっちだぁああ。もうそんなことど~でもよくなったわい。
芭蕉はよくお腹をこわすし&便秘だったぁぁあ。
ってことは…雪隠の場面は外せないっ。だからよく出てくるのよ。ククク。
その便座をひっくり返して組み立てると机になるっ。アハハ
古池や蛙飛びこむ水の音
あそこのカエル達がキャワイカッタ♪蛙好きだけに♪嬉しい♪
ってそんなことしか覚えてないかもぉぉお。(アホっ!)
1人の人間の人生なんだけど、それをたった1人で表現するってのは…
めちゃくちゃ大変なことで…。
シリアスになり過ぎないで、ユーモアを交えて芝居にするってのは、
やっぱり高度なことで…。
VIVA!井上ひさし
それにしても、この膨大な台詞を覚えるって…。
製本されて77ページ!!!キョエェェエ。しかも1時間40分っっ!
色んなことをサクっと表現出来ちゃう、この多彩さにはクラクラァ♪
しかも、大声出してないのに円やかぁに劇場中に広がるのよねぇ。
三津五郎のストレートプレイってイイよね。もっと観たいよね♪
井上ひさしの事が大好きなのに、生前には巡り会えず…。
新国立劇場の『東京裁判三部作』の時には、
作家宛のアンケートに「~ご一緒したかったです」と書いたんだって!
でもって、三津五郎はほんとうに俳句をたしなんでいるという…。
歌舞伎俳優ってさ、俳号持ってるのは知ってたけど、
全員必ず持ってるんだって!!知らんかったぁ。
実際にやってるのは、団十郎&幸四郎&三津五郎だけだとか。
お城好きってだけでも渋いのに…ますますぅぅ。
VIVA!坂東三津五郎
客席に市村正親&篠原涼子夫妻を発見っ!!
ロビーでまたもや遭遇っっ。
”the座 73号”(パンフレット)を読んでたら、
井上ひさし、丸谷才一、大岡信が3人で何かやってる…
”連句を続けて36で区切ることを歌仙を巻くという”
って何?頭の中でハートマークが飛び続けたぁ。
俳句を交互に詠んでいくんだね。で、一つに繋がるんだっ。
『とくとく歌仙』(1991年文芸春秋)より転載ということですばい。
いやはや、なんか奥が深すぎぃぃいいい
劇場を出たら空がっ。幻想的だわぁ。ここで一句…
”月も朧に白魚の…”ってそれは『三人吉三』!
ひょうご舞台芸術 獅子を飼う (2006.7.18記)
劇団ダンダンブエノ 砂利 (2007.8.7記)
井上ひさし生誕201277フェスティバル
十一ぴきのネコ (2012.2.3記)
雪やこんこん (2012.3.15記)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます