
前進座劇場 11/1(土) 昼席
噺を楽しむ
柳家三之助 時そば
柳家はん治 背なで老いてる唐獅子牡丹
柳家権太楼 家見舞
<仲入り>
林家正楽 紙切り
柳家小三治 猫の災難
背なで老いてる唐獅子牡丹
これが面白くってさぁ。ガハハ。
桂三枝が創った新作落語なんだよね。
老いさらばえた組長が、
他の組の無神経な若いやくざ達をこらしめようとして、
集合をかけるんだけど…
組の若い者が還暦過ぎてるし、
老人ホームに入ってる野郎がいたりして…。
現代の高齢化社会をグサッ!と笑わせる。
この噺好き♪
前進座劇場の客層を考えてこれにしたのかも。
客席も大受けの連続!!
家見舞
兄貴分に祝いを贈ろうとするんだけど、金がない…。
本当は水瓶を買いたいんだけど、
肥瓶しか買うことが出来なくってー。
デッカくってダミっぽい声と、
クニャっと愛嬌がある顔から繰り出される
情景描写に大笑い♪
紙切り
リクエストが客席のあちこちから!
私なんて少しの声しか聞き取れなかったのに、
さっすがプロは違う!
色んなお題をサ~サッサッサ~っと切って行く。
出来上がった作品はお客さんにプレゼント。
何故か私服姿の権太楼が、
ヒョイと出てきて手渡し役に。ククク。
猫の災難
ああ呑みたい。朝湯のあとの一杯。
でも金が無いもんね。それは無理なこと。
おっと、隣のおかみさんに
鯛の頭と尻尾をもらっちゃった。
これを肴に…どうにか酒を…。
そこへ兄貴分がやってきてー。
勘違いと嘘がコンガラガって大事に!
しかも、全部ネコが悪者にさてれるし。
ウキャキャキャ。
この噺、
一度聞いてみたいと思ってたんだ。
オモロイ物語じゃぁぁああ。
今日は、ちゃ~んと湯呑みも置いてあったぞ。
いつもの通りマクラが長くって、
終演予定時刻を大幅に過ぎての、
お開きとなりました。(パチパチパチ)
今年、落語を聞くのはこれで終わり。
寄席には、新宿末広亭に1度しか行けなかった…。
あ、繁昌亭に行ったやんか!(コラコラ!)
後は落語会ばっか。
そういえば春は、
「ちりとてちん」で盛り上がったんだった。
なんだか遠い昔話のようだぁ。
来年は、マジックとか漫談があって、
ホケラ~っと過ごせる寄席に、もっと行こうぉ。
かしまし娘さまの感想を
読ませて頂いて唐獅子牡丹はとても
聞いてみたいお噺です。
ほんと落語って楽しいですよね。
それに落語の芝居噺なんて
歌舞伎が分かっていると
二倍楽しめるし。。。
私も落語大好きです♪
OH~ここにも落語ファンが!嬉しいお言葉♪
新しいものって実験中な所があるから、皆が皆笑えるとは限らないと思うのですが、
「唐獅子牡丹」は大成功な新作落語だと思います。機会があれば是非試して下さい(笑)
そうなんですよ♪芝居噺はニヤケてしまいますよねぇ。
後、歌舞伎俳優の声真似をしてくれる時も嬉しいです。
小三治師の落語を9月に神戸で拝聴しましたが、
マクラでの日常の話題がこんなにもおかしいのだろう...って位笑いました。その後に「粗忽長屋」でした。
落語と歌舞伎が好きで東京遠征も時々します。
(掛け持ちもよくします・笑!)
翌年1月に市馬・喬太郎師の二人会が大阪で
行われるのでこちらも楽しみにしています。
またこちらへ伺います、宜しくお願い致します。
小三治のマクラは定評がありますもんね。
いっつもそれだけで終わってしまうかもってくらい長いし(笑)
落語と歌舞伎の掛け持ち!
なんとパワフルな!ステキです♪しかもお江戸に遠征っ。凄いです!
私は見終わってすぐ、噺の中身を忘れてしまうので(コラコラ!)
いい加減なレポですが、よかったらまた覗きに来て下さい。
私もそちらにお伺いさせて頂きますね。どうぞ宜しくお願い致します。