アッパレじゃ!

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リチャード三世はほんとに悪人だったの? 時の娘

2024年07月30日 | 


こんな出会いがあるから、書店に行くのを止められなぁい。
偶然出会った本がこれだぁああ!

時の娘
原書名:The Daughter of Time
著:ジョセフィン・テイ
翻訳:小泉 喜美子
出版:ハヤカワ文庫
価格:880 円(税込)
刊行日:1977年6月22日

骨折して入院中の警部が、偶然手にしたリチャード三世の肖像画。
『時の娘』の本のカバーはリチャード三世なんだね。
知らんかったぁああ。
この顔、見る人によって印象が全然違うんだよぉお!
もう、そこに、謎を感じるぅうう。

警部は、暇つぶしに彼のことを探っていくぞぉお。
歴史書を借りてきてもらったりして、
色んな本を読んでいるうちに、
グングンのめり込んで行っちゃったぁあ。
リチャード三世って本当に残虐非道を尽した悪人だったの?
学校でそう教わってきたし…皆そう言ってるけど…真実は…。
思わぬ助っ人が登場して、ますますドップリぃいい。
リチャード三世沼にハマったぁああ。

読者も一緒になって、
リチャード三世が生きた時代にタイムスリップ!
知識があんまりなかった私が、前のめりになっちゃったんだから、
英国人ならもっとグググッってなるんだろうなぁ。

本の題名“時の娘”の意味は、
「真実は、今日は隠されているかもしれないが、時間の経過によって明らかにされる(明らかになる)」
キョエェエエ!!知らんかったぁあああ。
本屋で手に取った時は、それこそ「娘っこ」の物語だと思ったんだよぉお。
アハアハ