→ その1
さぁあ、休憩時間ももうすぐ終わるぞぉお。
ガサゴソ…。
ビニールを開く音がぁあああ。
スタンバイオッケーよぉおお!
私の席までは飛んでこないとは思うけどぉ。
幕が開く前に…
誰かが花道から出てきたぞぉおお。
そのルックスはっっ。まるでまるで…
マモーだぁあああ!!
映画『ルパンVS複製人間』(1978年)だぁあ!
マモーの声は西村晃だったぁあ!
懐かしいぞぉお!
ヒャヒャヒャ♪
目元のキラキラがキャワイイ♪
お顔の色も素敵♪
花道が近かったもんで、ガン見!!
“通人 萬望軒”と名乗ったぁあ。
「歌舞伎が初めてという人は手を挙げてぇ」
何十人もいたっっ!!
スッゲェエエ!
ルパン三世に引き寄せられたんだねぇえ。
何を解説するのだろうと思ったら、
1幕最後の“だんまり”について!
そりゃぁビギナーには、何のことやらだよね。
私は“だんまり”大好きなもんで、
ひたすら興奮しておったよぉお。
2幕
幕が開いたらそこは廓ぁあ。
ルパン(愛之助)と次元(笑三郎)が、
キョロキョロしながらやって来たぁああ。
ルパンが懐から取り出したのが、
『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』のチラシ!
客席と一緒に埼玉ポーズ!
「GACKTが好きだ」とルパンが言えば、
次元は「俺は片岡愛之助だ」と言う。
お約束だぁなぁあ。
舞台は大うけぇえええ。
でも…まだ映画を観てないんだぁああ。
これ、アドリブなのか…毎日同じなのか…。
って思ってたら、
なななんとぉおおお!
GACKTが客席にいるだとぉおおお。
ウオォオオ!いたいた!
不二子ちゃん(笑也)の花魁道中ぅうう!!
『籠鶴瓶』チックなことをやるのだろうなぁ。
あ、ルパンに微笑んだぁあああ。
これもお約束だぁなぁ。
なんじゃかんじゃあって、
さぁさぁさぁ。
ルパンと五ェ門(松也)の一騎打ち!!
舞台センター奥に滝が流れてぇええ。
始まったぁあああ!!
キャァアキャァア!
本気でビビってたのは1列目だけであった。
私は2人が花道で立ち回りした時、
ピッと1滴飛んできただけぇえ。
衣装を見たら、
水浴びしたビショビショ用に、
ポリエステルっぽい薄くて軽い感じだぁあ。
考えられているぞぉおお。
花道に近かったもんで、
他にも色んな衣装を堪能したよぉおおお♪
ほんに美しいのぉおおお♪
全部新調したんだよねぇえ。
1度きりじゃ勿体ないぃいい。
再演してくれぇええ!!
舞台の脇に階段があったから、
客席降りがあるぞぉおお。
いつかいつかと待っていたぁああ。
キター!!
私に近い通路には石川五ェ門(松也)が…。
エ…ウ…ア…ァ。
私の推しは次元(笑三郎)なんだよぉおお。
あっちの通路にいるぅううう。
遠い…ぃぃぃ。嗚呼…ぁぁぁ。残念だ…ぁぁぁ。
『流白浪燦星』っていう当て字が
ムッチャカッチョよくって、
こりゃぁ絶対に、
白浪五人男な場面があるでしょう。
って予想してた通りぃい!!
ラストにキター!!
ウキャウキャァア♪
愛ちゃんが、とび六法で花道を駆ける前の
振りがッ!動きがッ!
グッときたぁあああ!!
素敵だったぁあああ!!
ガン見出来たからかなぁああ。
最後の最後に石川五ェ門が、
「つまらぬものを斬ってしまった…」
キター!!
大大大拍手ぅううう!!
アニメでお馴染みのルパン三世のテーマが、
和の音楽に大変身していたのだぁああ!!
スッゲスッゲェエエ!!
ここまでやってくれるなんてぇええ!!
アッパレじゃぁあああ!!
アニメと歌舞伎の化学反応に
脳みそバァアアアアン!!
オリジナルでこれだけ出来るんだもの、
第2弾も期待しちゃうよぉおおお。
マモーの姿が忘れられなぁい。
ブロマイドを買おうかどうしようか、
すっごく迷ったぁああ。
止めたけどぉおお…コラコラ!
マモーの正体は…
片岡千壽
片岡秀太郎の監修で上方歌舞伎の継承者育成のため設立した
「松竹 上方歌舞伎塾」1期生の1人。
そうして女方だったぁあ!!
アッパレじゃぁああ!!
エンディングに振ってきたのが小判!!
終演後の床に、大判小判がザックザク!
せしめて来たでぇええ♪
イヒヒヒ
おわり
新橋演舞場
2023年12月5日(火)~25日(月)
※24日(日)夜の部追加公演
夜の部
発端・序幕
4:30-5:50
幕間 30分
二幕目
6:20-7:05
幕間 15分
大詰
7:20-7:55
つれづれ愛之助日記
ルパン三世と歌舞伎の相性バッチリ!!
その1 (2024.1.10記)
その2 (2024.1.11記)
ルパン三世まで歌舞伎にぃいい!! (2023.9.25記)
流白浪燦星(ルパン三世)のチケット争奪戦に参戦! (2023.10.30記)
~追記~
流白浪燦星(ルパン三世)の音楽を再び! 和楽器コンサート&トークショー (2024.9.12記)