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珠玉の翻訳アンソロジー 街角の書店 18の奇妙な物語

2024年01月18日 | 


ジャケ買いしちゃったぁあ。
書店にまつわる短編がてんこ盛りだと
思い込んでおったぁああ。
ところがところがぁあ。
初っ端の作品からブっ飛びぃいい。
ち、ち、違うじゃないのさぁああ。

街角の書店 18の奇妙な物語
著:フレドリック・ブラウン/シャーリイ・ジャクスン 他
編:中村融
初版:2015年5月29日
出版:創元推理文庫(東京創元社)
定価:1,034円(税込)

短編ならではのスピードで、
次々と物語が繰り広げられるぅうう。

かつて江戸川乱歩は、チェスタートンやロアルド・ダールらの諸作を引き合いに出し、
ミステリやSF、ホラーなどのジャンルに収まりきらない作風を〈奇妙な味〉と表現しましたが、
本書に収録された18篇は、まさに〈奇妙な味〉としか形容しようのないものです。
本書では「超自然の要素はないにもかかわらず、なんとも不思議な読後感を残す作品、超自然の要素はあるものの、
ベースはあくまでも日常的な現実であり、SFやファンタシーとはひと味ちがう作品」を選び、
過去に雑誌やアンソロジーに載ったきりの、あるいは日本初紹介となる名作をお届けいたします。

ファンタジイがあったりぃいい。
ホラーがあったりぃいい。
ウキャァアアア!

各作品の冒頭に解説があって、
編者の熱い想いが伝わってくるもんで、
ついついページを捲ってしまったぁあ。
翻訳が上手くって、
文字が脳内にスルスルッと
入ってくるんだよぉおお。

読了してから表紙を眺めると…。
世の中には色んな物語があって、
街角の書店にも潜んでいるのだなぁ。
そう思えてきたぁああ。

※立ち読みできます