映画祭「ドイツ時代のラングとムルナウ」
2005年9月10日~19日 有楽町朝日ホール
「日本におけるドイツ年」の記念イベント
映画のことは、小さい記事で見た時から気になってました。
ようやく8月下旬に詳細情報をキャッチ!
数ある作品の中からこれ!『メトロポリス』…あ、日程がー。
これ見よー。やっぱこれー。
吸血鬼ノスフェラトゥ Nosferatu 監督:フリードリヒ=ヴィルヘルム・ムルナウ
(1922年、84分=20コマ/秒上映)
これまでブラム・ストーカーの原作をもとに多くのドラキュラ映画が作られたが、この映画はその最高峰である。異常に背が高く、長い爪を持つドラキュラの姿は、館の広間、ねずみの群れ、ペスト船、黒い荷馬車などの強烈なイメージとともにこの映画の副題である「恐怖のシンフォニー」を作り出し、ムルナウは世界中に知られることになった。ボローニャ市立チネテーカで復元した染色版。(パンフより)
トランシルヴァニアに住むオルロック伯爵の依頼で、
ブレーメンから不動産物件の契約を取りつけに向かった主人公。
館で出迎えた伯爵は、ひどく細身で背が高い。
スキンヘッドで耳はピンと張っていて、目はギョロリ。
そして、異様に長い爪を持っていた。
夜の静寂に話し込み、目が覚めた主人公の首筋には、
蚊にさされたような傷口が2ヶ所…。
伯爵は、棺桶に入ったまま船でブレーメンへ
その日から街はペストの悪夢にうなされ始めた。
伯爵の正体を知った主人公は、妻の待つブレーメンへと急ぐ。
が、吸血鬼の魔の手は彼女の目の前に…危うし!
ドイツ!1920年代作品!!
「想像出来ない~」と言う友人の言葉を聞き流して行ってみた。
サイレント版。
ということは、音楽も台詞もなにも無いってことで…。
劇場に響くのは、観客の咳払いとギシギシ言う椅子の音。
それだけ…。
21世紀の映像技術から考えると、とんでもないんだろうけど、
単純なのに恐いものは恐いんだね。
白黒画面から湧き出る恐怖を体験っっ。影が怖ろしいぃぃ。
☆あくまでも主観で書いたものです。特に他意はありませんので平に容赦下さい。