「なすびがたくさんあるからとりにおいで。」
って実家から電話がかかってきた。
6月30日に母に会ってから音信不通だった。
父が、「疲れて寝とんやろか・・・。」
と私のことを心配して母に言ったらしい・・・。
長男のことを言えない。
私も親にしたらいつまでたっても子ども。
いつの時代にも親は子どもの心配をしてるものなのだ。
久しぶりに実家をのぞき、母の散髪をしちょっとばかしの親孝行。
元気で幸せに暮らしていることが親孝行と自分勝手な考え方を少し反省。
やっぱり態度で示さないとね。
そして悲しい話を聞いた。
レモンが死んだ・・・。
レモンは実家で飼っていた犬。
レモンがやってきたのは甥っ子が中学2年の時、今から8年ほど前。
弟夫婦が離婚したときだった。
「この家にいたい。僕はここが好きなんや。」と言った甥っ子を残し、小さかった弟たち3人は母親が連れて出た・・・。
私は甥っ子に対して、「おばちゃんが守るからな。約束する。」と言うことしかできなかった。
弟夫婦に対して両親に対して何もできない自分が歯がゆかった。
その時の甥っ子の涙は一生忘れない。
そんな時にレモンはやってきた。
何も話さないレモンだけど、家族みんなの心を癒してくれた。
レモンを通して家族で話ができた。
7月15日。
レモンがいなくなった。
レモン、今までありがとう。
あの時、レモンにひっついて顔を撫でてた甥っ子は、もうおばちゃんの助けがいらないくらい立派になった。
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