「一緒に歩かないか?」
この夏さらに一回り大きくなった感があるお父さんに誘われた。
運動の為、ウォーキングをしないかということなのだが・・・、お断りだ。
絶対に続くはずがない。
無駄な努力だ。
調子にのって歩いても続かないのは目に見えている。
それなら、腹式呼吸でも咀嚼30回でももっと楽な方法はあるだろう。
そのお父さんが、一週間前脚立から落ちた。
庭木の剪定をしていたのだが、雨で地盤が緩んでいたところに脚立を立てた為バランスを崩して・・・
落ちた。
すぐさま、知り合いの整骨院でエコーをとってもらい鍼をしてもらいテーピングをしてもらいコルセットを巻いた。
庭木の側にある玉垣で頭を打ったかもしれないし打たなかったかもしれない・・落ちた時に誰かが手で受け止めてくれたように思う・・だが、・・・記憶がない・・・という。しかし、たんこぶができていたので打っていたと思われる。
気分が悪くないというので様子をみることにした。
長男に、「お父さん、ボケたこと言うけど・・・やっぱ、頭打ったのかなあ・・・?」というと、
・・・「ボケたこというのは前からやで。」
・・・・・やはり・・そうか・・。
実家の母に脚立から落ちた・・・と言ったら、・・「何段目?」と聞かれた。
・・「4段目。」
・・「ほな、よかった。」
・・・・・
母が言うには、昔から、ハシゴの3段目から落ちたら命が危ないという・・・。
・・「4段目やから大丈夫やわ。ははは。」 と、笑い飛ばした。
・・・・・豪放磊落という四文字熟語がぴったしな母だ。
思うに、3段目というところがポイントなのであろう。一段目二段目はそんなに高さが無い。四段目になると高くなるので注意する。中途半端な三段目というところは油断も入るのであろう。
たとえ三段目であろうと油断せずに気をつけろという先人の教えであると思われる。
様子をみていたがなかなか痛みは治まらず・・・、整骨院の知り合いからメールが来た。 ・・「どうですか?先日、格闘技をしている20代の患者さんが同じところを蹴られて腰椎の横の出た骨を骨折してはりました。一度、整形外科で診てもらってください。」
その可能性もあるので、こんどはレントゲンとCTをとってもらった。
・・・CTにはっきりと写った骨。予想通り腰椎横の骨がいっていた・・・。
しかし、他に何も異常が無かったのでコルセットを装着し日にち薬で・・・ということになった。
ウォーキングはしばらくお預けとなった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます