To You 

思うこと・伝えたいこと・心に留めておきたいことetc。

おじいちゃんのこと

2008-03-15 10:29:51 | 思うこと
今日は15日。

おじいちゃん(主人の祖父)の命日です。



おじいちゃんとは、過ごした時は7年程でしたが、たくさん話をして濃い時間を過ごしました。

おじいちゃんは不思議な力のある人でしたので、好奇心旺盛な私は色々なことを聞きました。



例えば、おじいちゃんは電話で話していても相手の様子がわかったり、体に悪いところがあればそれが見えたり(黒く見えるそうです)、これからおきることがわかったりとか・・・。

私は、そういう話がなかなか信じられず、質問攻めにしたり、心で問いかけを試みたりしました。

霊が見えることをいちいち気にしていては普通の生活ができないので無視している・・・とか、
どこで火事が起きるとかわかっても、先にそれを話すと放火犯に思われるから言わない・・とか言うのですが、「ほんとにわかるのかなあ??」って疑問に思いながら色んな話をしていました。



おじいちゃんが亡くなるときは、「えっ??もう息をしていないの??」って問いかけたくなるくらい安らかなものでした。





おじいちゃんが亡くなってからのこと、私は子供達をつれて実家に泊まりに行きました。



朝方、夢を見ました。


羽織袴を身に着けたおじいちゃんが、次男の手を引いて私のところへやってきました。

おじいちゃんは、
「ワシはこれから行くからな・・・。」と、私に向かって言いました。

「どこへ行くん??。」「どこへつれて行くん?」と私。


すると、おじいちゃんは、

「この子は、まだ早いから連れて行かへん。」

そう言って、次男を私の手に渡してくれました。


そして、スモークを焚いたような明るい光の中へ霧と共に消えていきました。



私は、その夢が気になって、起きるとすぐに家に電話してその話をしました。

私が、その夢を見たのは、おじいちゃんが亡くなってから50日目の朝のことでした。

仏教では、人が亡くなってから49日は母屋に魂があるといいますが、うちの宗教ではそれが50日なのです。そのときそれを初めて聞きました。

私は、それまで不思議な話を見聞きしてもあまり信じていませんでしたが、この時以降なんとなく信じるようになりました。


おじいちゃんは、私にお別れを言いに来てくれたんです。



それ以降、おじいちゃんの夢を見たのは、二回だけ。


一回目は、なんと・・・亡くなってから100日が経ったとき。


夢の中で私はお客さんの接待でバタバタしていました。
そこへ、羽織袴のおじいちゃんがやってきて、
「何か手伝おうか??」と、声をかけてくれました。

その夢の中で私は、
「おじいちゃん、久しぶりやなあ。今日はおじいちゃんの100日やから何もせんとゆっくりしていってや。」と声をかけたのです。そう言ったものの・・なんでこんなこと言ってるんだろうと夢の中では思っていました。


目が覚めて、カレンダーをみて日にちを数えてみると、亡くなってから100日。

・・・また、会いに来てくれたんや・・・って思いました。

夢の中でやけど・・もっとゆっくり話しとけばよかったって思った。


で、二回目は、私のおばあちゃんが夢に出てきたときに登場!ああだこうだと文句を言うおばあちゃんを連れて行ってくれました。それ以降は音沙汰無し・・・。




あの世で幸せに暮らしてるのかな・・・
コメント
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