畠中恵 著
あやかしと暮らす若旦那シリーズ。
今回はおいしいものがたくさん出てきてお腹がすく。
章ごとにレシピが掲載されているのだ!
当時はものすごく贅沢であっただろう卵とか砂糖などが、
長崎屋の財力を見せつけるかのようにふんだんに使われる。
そしてあやかしたちは食べ物に絵を描くことを好むため、
キャラ弁ではないが、なにやら可愛らしい楽しいものになっている。
しかしながら若旦那はやっぱり病弱で、おおかたを鳴家のつまみ食いで
奪われてしまうのはいつものこと。
若旦那はもともと賢い。だから店のものや友人たち、あやかしたちとの
関係の中で、成長しもまれてもいる。
しかし、なにしろ体が弱いので、兄やたちにひたすらかばわれることになり、
思うように動けないもどかしさがある。
今回、生霊をテーマにした作品が二つもあったことはだからなのかな、と
思った。
それでいて物語自体はちょっと浅い。
江戸という舞台も、あやかしという存在も生かしきれていないかなあ。
シリーズも長くなると辛いのは分かる。なんと10周年とか!
でもこうやってずうっと追っかけて読んでしまう人もそれだけいるのだ。
せっかくだからペースを落としながら、じっくり書き続けてもらいたいなあ。
あやかしと暮らす若旦那シリーズ。
今回はおいしいものがたくさん出てきてお腹がすく。
章ごとにレシピが掲載されているのだ!
当時はものすごく贅沢であっただろう卵とか砂糖などが、
長崎屋の財力を見せつけるかのようにふんだんに使われる。
そしてあやかしたちは食べ物に絵を描くことを好むため、
キャラ弁ではないが、なにやら可愛らしい楽しいものになっている。
しかしながら若旦那はやっぱり病弱で、おおかたを鳴家のつまみ食いで
奪われてしまうのはいつものこと。
若旦那はもともと賢い。だから店のものや友人たち、あやかしたちとの
関係の中で、成長しもまれてもいる。
しかし、なにしろ体が弱いので、兄やたちにひたすらかばわれることになり、
思うように動けないもどかしさがある。
今回、生霊をテーマにした作品が二つもあったことはだからなのかな、と
思った。
それでいて物語自体はちょっと浅い。
江戸という舞台も、あやかしという存在も生かしきれていないかなあ。
シリーズも長くなると辛いのは分かる。なんと10周年とか!
でもこうやってずうっと追っかけて読んでしまう人もそれだけいるのだ。
せっかくだからペースを落としながら、じっくり書き続けてもらいたいなあ。