山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

宝川源流ナルミズ沢(大烏帽子山・朝日岳)

2020-03-24 | 2019-20山スキー
山域山名:上越国境・大烏帽子山、朝日岳(群馬県)
期  日:2020年2月29日(土)
参 加 者:みやぶー、はしけん
行動記録:宝川温泉700m(6:00)→理水試験地787m(7:10/7:20)→林道終点1000m(8:20/8:25)→布引山1627m(10:10/10:30)~ナルミズ沢1380m(10:40/10:55)→大烏帽子山1819m(12:15/12:40)~ナルミズ沢右俣滑降~ナルミズ沢左俣1490m(13:00/13:25)→朝日岳1945m(14:35/15:00)~大石沢支沢滑降~ナルミズ沢出合1250m(15:30/15:40)→広河原1200m(16:00)→布引山稜線1500m(17:00/17:10)~理水試験地(18:00/18:15)→宝川温泉(19:00)
<天候:快晴>

宝川源流詣でもちょうど10回目。
今年は寡雪シーズンのため早めに入らなくてはと、天候が約束された2月閏日の入山となった。


宝川温泉の積雪はたった20センチ。林道には辛うじて雪がのっていた。







トンネル入口も嘘のように雪が少なく、氷柱もなかった。




キノコの山帽子も小さい。




試験地の積雪は例年の半分くらい。




林道終点から布引尾根に取り付く。




藪は予想していたとおりそれ程酷くはなかったが、前日に積もった新雪ラッセルが深い。










雨ヶ立山。




布引山稜線に上がると朝日岳東面がドーンと。




大烏帽子山がナルミズ沢最奥に聳える。




まずはナルミズ沢へGo~!







ナルミズPowder~ゲット。







いつもはない沢割れ。




ナルミズ沢左俣を見ながら右俣を遡る。







何度来ても来ても素晴らしい。




これぞ山スキー別天地。




大烏帽子山山頂。







昨シーズントレースした朝日岳稜線。




柄沢山稜線。この先の巻機山までもトレースしたい。




越後駒、中ノ岳、荒沢岳、平ヶ岳。




ナルミズ沢をGo~!




至福の1本。




自然と笑みが。







このまま帰ってはもったいない。天候は終日問題ないので朝日岳に向かおう。

越後烏帽子斜面をトラバース。







ナルミズ沢左俣は雪砂漠。













グングンと快適に高度を上げる。




小雪のため斜面の雪の付き方が違った。いつもより岩もずいぶんと高く3m以上は少ないか。




左俣を登り上げる。




シュカブラ地帯。




ジャンクションピーク。




朝日岳山頂へ。




白毛門への稜線と谷川岳。芝倉沢には多くのシュプールが見えた。




武能岳から蓬峠稜線。




素晴らしいスカイラインを見ながら。




ナルミズ沢左俣にエントリー。




尾根を越えて、




大斜面に飛び込む。




これぞ山スキー。




最高だ。




そのまま大石沢支沢を滑降。













記録的な寡雪も問題にしない朝日岳。




ナルミズ沢本流は割れ割れ。







広河原でブリッジを渡る。




布引からの沢もまったく埋まっていない。




疲労と腐れ雪ラッセルが拍車をかける布引山地獄の登り返し。。




振り返ると朝日岳が。




左手には大烏帽子山がまことに遠い。




陽が落ちた後はお決まりのバリバリモナカ。地獄の滑りが待っていた。




林道で日没。雪も消えて半分くらいは歩いて宝川に下山した。