山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

201811立山①真砂岳内蔵助カール

2018-12-20 | 2018-19山スキー
山域山名:北アルプス立山・真砂岳内蔵助カール、雄山山崎カール(富山県)
期  日:2018年11月23日(金)~25日(日)
参 加 者:みやぶー、Kino、らがー、くり♂
行動記録:
11/23 室堂(12:10)→雷鳥荘(12:40)…雷鳥荘下斜面1本
<曇り時々雪>

恒例の11月立山詣でも14年目(連続)、もはや年1度のお祭りみたいなものですね。
雪が有っても無くても立山に来ないとシーズンが始まらない(笑)

2000年から顕著になった温暖化は、
立山の降雪時期が確実に遅くなって、おのずと積雪量も明らかに減ってきている。
ここ数年は立山でも11月下旬になっても満足に滑れない、がほぼ当たり前になってきました。

100年後にはアルペンルートが通年営業なんてことがあるかもしれない。

やきもきしたが、やっと水曜日から降雪があってダム上も雪景色。




どうせ雪も少なく、天候も悪いのが分かっていたので、室堂にはのんびり昼着。




今日の行程は雷鳥荘へ移動のみ。




初スキーのメンバーの足慣らしに雷鳥荘下斜面を1本して、、乾杯!




11/24 雷鳥荘2370m(8:00)~賽の河原2260m(8:10/8:20)→大走り→真砂岳2861m(10:15/10:40)~内蔵助カール2720m(10:50/11:15)→真砂岳(11:40/11:50)→大走り2800m(12:00/12:15)~賽の河原(12:50/13:20)→雷鳥荘(13:45)
<天候:快晴>


快晴の朝。




雷鳥荘下斜面。ガリッガリー(冷汗)に気を使いながら、そろーり滑降。




雷鳥沢と山崎カール方面にはたくさんの山スキーヤ―が取り付いているが、大走りに向かう人はなぜかいない。




昨日の坪足トレースがあったが、このすぐ上で引き返していた。




山スキーに来たね。モチベーションUP。




ラッセルも楽し。




眼下に雷鳥平と奥大日岳。




休みなしでガンガン行く。なぜか灌木帯の雪付きがいつもよりいい。不思議だ。




最後まで雪を拾ってシールで真砂岳へ。




稜線は烈風の洗礼。




シュカブラ。




立山三山をバックに真砂岳山頂。




雪庇の弱点から内蔵助カールにご機嫌のシュプールを刻む。




雄たけび全開で立山のメインディッシュを頂きました!




内蔵助カールは何度来ても期待を裏切らない。




さらにもう1本。




最高でした。




登り返し。




ここはアイゼン&シートラで。




ドロップ!







大走り尾根上もGood!




山崎カール下斜面はガイドツアー御用達。




登行時になかった大走沢源頭部急斜面に1カ所デブリあり。30㎝下層にある旧雪が滑り面で、幅20m、走路は100m。
安全マージンをとって尾根上にルートをとって正解でした。







大走り下部では地雷にヒット(泣)されながらも賽の河原へ帰還。




シュプールがよく分かる。今日は自分達だけでした。




これだけのシュプールがあるとさすがに驚きですね。




山崎カールにも。




夕照。




日没後にもかかわらず、室堂山荘からTKYプロが訪ねて来てくれました!また、ご一緒しましょう。