山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

新雪の仙ノ倉山から万太郎山縦走

2013-11-02 | 2013山登り

山域山名:上越国境・平標山、仙ノ倉山、万太郎山(新潟県)
期  日:2013年10月28日(月)
参 加 者:みやぶー、ふくせんぱい、こまっぴー、らがー、きむてつ
行動記録:
10/27  江南(19:30)=湯沢IC=吾作新道下山口<車デポ>=元橋平標登山口P(23:00)<テント泊>
10/28  平標登山口970m(5:05)→林道終点1200m(6:00/6:10)→平標山ノ家1660m(7:05/7:35)→平標山1983m(8:15/8:35)→仙ノ倉山2026m(9:25/9:40)→避難小屋1784m(10:05/10:10)→エビス大黒ノ頭1888m(10:40/11:10)→毛渡乗越1568m(11:55/12:10)→万太郎山1954m(13:05/13:30)→井戸小屋沢ノ頭(14:15/14:20)→大ベタテノ頭1499m(14:50/15:00)→吾作新道下山口700m(16:10)

<天候:快晴>
週末はまた台風が接近し大雨だったので、鳳凰三山からアサヨ峰縦走の熊トレ合宿計画は中止に。
日曜日は今秋一番の寒気南下で上越国境は風雪だったが、月曜日には回復するので、アサヨ峰縦走メンバー5名で越後湯沢に向かった。

前夜の水上や湯沢は、まだしぐれの雨が降っていたが、下山口に車1台をデポし、平標山登山口の元橋に移動してテントで仮眠した。

朝は相当冷えて0℃くらいまで下がった。今日は長丁場なので、まだ暗い午前5時に出発。

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標高1000m以上はもう紅葉は終わりのよう。

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新雪が積もった清津川源流の山々。雪が積もると、山の輪郭がはっきりとして、山座同定もしやすい。
                
上ノ倉山            大黒山         佐武流山           ナラズ山
                  ↓         ↓           ↓           ↓ 
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テーブル状の苗場山はよく目立つ。

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平標山の家。まだ小屋番がいて営業していた。

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小屋の裏側に回ったら、平標山も白くなっていた。

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霧氷に覆われた仙ノ倉山。自然が書いた絵画のよう。

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積雪は1700mあたりから新雪を踏んで。

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平標山の家と大源太山。
遠くの山並みは子持山、小野子山、榛名山など上州の山々。一番右端には富士山も見えた。

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稜線は初冬の装い。

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平標山頂の標識もエビの尻尾がびっしり。

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新雪の平標新道尾根と、雪線より低い日白山。

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越後三山、巻機山、平ヶ岳。眼下には西ゼンノ沢。

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一ノ倉岳、茂倉岳、武能岳の国境稜線、奥は至仏山、燧ヶ岳、景鶴山、平ヶ岳。

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仙ノ倉山への穏やかな稜線。

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平標山頂での記念写真

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真っ新な雪を踏みしめて。

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ナナカマドの実も雪化粧。

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平標山を振り返る。苗場山の左には北アルプス白馬岳も見える。

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エビス大黒ノ頭。遠くに見える三角錐は皇海山。

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きっと日本で一番快適な稜線を歩いているだろうな。

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仙ノ倉山頂を目指して。

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平標山から仙ノ倉山稜線。

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仙ノ倉山頂もエビの尻尾がびっしり。

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これから縦走する万太郎山。

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バンザイ~~~~!!!!

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一気に下るので軽アイゼンをつけて。

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エビス大黒ノ頭を正面に。

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淡雪もあと数分で融け落ちそう。

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仙ノ倉山とエビス避難小屋。

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格好いいエビス大黒。

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岩が確かにエビス様?に見えるような。大黒様かも??

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北斜面はまだ雪も固い。

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新雪の白とクマザサの緑の色合いが、素晴らしいコントラストだった。

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霧氷の稜線を登る。

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仙ノ倉山を振り返る。

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万太郎山はまだまだ遠いな~。

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エビス大黒ノ頭山頂。

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みんなご満悦の表情。

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万太郎山は上越国境随一の山容。
鞍部の毛渡乗越まで300m下降してから再び登り返し。この起伏が万太郎と仙ノ倉を一段と際だたせる。

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赤谷川本谷(阿弥陀沢)と赤谷山(小出俣山)。

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仙ノ倉山東面の西俣沢。冬は大斜面となる。

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万太郎山と東俣ノ頭。

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毛渡沢は紅葉最前線。

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毛渡沢乗越からのエビス大黒、仙ノ倉。

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越路避難小屋。こっちは5、6人くらいは余裕で泊まれる。

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万太郎を目指して最後の登り。

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谷川岳から仙ノ倉、平標をつなぐ山スキールートもイメージできた。

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今年の4月、山スキーでトレースした赤谷川源流。

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万太郎山頂にて。

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オジカ沢ノ頭の奥に谷川岳と一ノ倉岳、茂倉岳。

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万太郎山から吾作新道を下る。

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万太郎の頂き。

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大ベタテノ頭、北ケドノ頭へと続く万太郎尾根。

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葉が落ちだダケカンバも絵になる。

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ナナカマドの実と大障子ノ頭。

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万太郎谷を囲むオジカ沢ノ頭、谷川岳、一ノ倉岳と茂倉岳。

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大障子ノ頭。

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晩秋の斜陽にダケカンバが光る。

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オオベタノ頭を目指して尾根を行く。

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万太郎は空を突くように高い。

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足拍子岳とコマノカミノ頭。

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急坂を下って林道に出た。これで長い縦走も終わり。

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快晴無風のなか、前日に降り積もったばかりの新雪を踏みながら、平標山から万太郎山にかけて上越国境稜線を縦走できた。
おそらく、こんな最高の条件での縦走に巡り会えることはそうはないだろう。



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