山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

猿ヶ京スキー場跡地

2020-12-18 | 2020-21山スキー
山域山名:上州三国街道・上ノ山(群馬県)
期  日:2020年12月17日(木)
参 加 者:みやぶー(単独)
行動記録:うだっぱら650m(12:20)→猿ヶ京スキー場跡→治部歩道825m(14:00/14:25)~うだっぱら(14:45)
<天候:雪>

前日にみなかみ藤原と越後湯沢で24時間降雪量が観測史上記録のドカ雪が降った。
明け方になっても激しく降り続いて、藤原では積雪が2m超、湯沢でも180㎝に。

越後方面に行くつもりであったが、関越道はスタックして動けない車続出で下りは関越トンネル先で通行止め。
三国街道永井の降雪量みると一晩に70㎝以上積もっていたので、国道17号の除雪もとても間に合っていないだろう。

さぁどうしようと、こんな時にしか行けない(行こうと考えていた)のが猿ヶ京スキー場(跡)。
国道事務所HP見ると猿ヶ京温泉積雪は朝の時点で50センチ。これなら滑れる。
群馬県内今季初の積雪で通勤パニック渋滞を避けて、のんびりと家を出た。

温泉街から先の除雪が不明であったが、スキー場跡地付近に資材置き場があり除雪してあった。

林道から見上げる猿ヶ京スキー場。
まんてん星の湯のfacebookには、「太田和花の山」(通称うだっぱら)と呼ばれていて、
昔は牧場とスキー場があったと紹介されていた。




春は桜と水仙が咲き乱れるらしい。




東屋。




材木が保管されていた。




膝上の深雪ラッセルが延々と。ストック着くと地面!その上に新雪80㎝。下部はスカスカ、上部は締り雪の逆構造。




スキー場斜面の北側半分は階段状に整地されていた。伐採木の作業場になっているのだろうか。




午後には大雪の峠を越えるといっていたが雪が断続に強まる。




ダラダラと緩斜面を登ってもしょうがないので、尾根の急斜面に取り付く。




雪の中に倒木やら切り株やらスキーには障害物が多いのでここまでとしよう。
ちょうど登山道らしき切り開きを見つけたが、調べたら三国街道が通る永井宿に対抗して猿ヶ京の人たちが開いた道で、尾根上の上ノ山を越えて大般若塚で永井宿からの道に合流までを治部歩道と呼ばれていた道らしい。
もっと雪が積もれば快適な山スキーもできるかもしれない。たぶん。




滑りの方は深雪下層スカスカでターンというより落ちた感じ(笑)




猿ヶ京スキー場から正面に吾妻耶山。左手には水上に通じる赤谷越の街道が通っていた。いにしえですね。




トレースで勢いを付ければパウダーターンできた。




記録的な悪天候でも十分楽しめました。




車を停めた奥に治部歩道の標識があった。三国峠まで11キロ。




今冬は久しぶりに大雪の冬になりそうだ。










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