山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

蓮華岳大沢

2021-06-22 | 2020-21山スキー
山域山名:北アルプス・蓮華岳(長野県)
期  日:2021年5月30日(日)
参 加 者:みやぶー、はしけん
行動記録:扇沢1420m(7:35)→針ノ木雪渓末端1680m(8:20/8:25)→マヤクボ沢出合2260m(9:20/9:30)→針ノ木峠2536m(10:20/10:30)→蓮華岳2798m(11:15/11:25)→大沢ドロップポイント(11:35/12:30)~大沢右俣滑降~針ノ木雪渓出合1650m(13:00/13:15)→扇沢(13:40)
<天候:曇り、稜線霧と霰、後晴れ>

3週連続の針ノ木エリア。
今日はシーズン終盤定番の大沢へ。




毎週来ていると雪解けの進み具合がよく分かる。
今日はシートラで効率よく雪を繋いで雪渓末端からシールにチェンジ。




この時期になると雪渓もスキーヤーより坪足登山者の方が多くなる。




針ノ木峠。







針ノ木谷もかなり融けた。




霰に叩かれて蓮華岳山頂へ。
今日は午前中から昼にかけて弱い寒気が通過して午後から回復の予報。結局、5月の週末はまともに晴れたことがなかった。




霧が取れるまでしばし待機する。さすがに風に吹かれると寒い。




1時間待ったが稜線のガスは取れず。といっても稜線を覆うガスは薄くなっている。
すこし落とせば視界は得られるでしょう。




想像したとおり。




あとは急斜面を滑るだけだ。







例年より、すこぶる斜面の状態がいい。




スラフは落ちず雪面はほぼフラット。いつもルート取りで悩ませるデブリも落石もない。




標高を下げると少し落石が目立ってきた。ノドはどうだろう。




沢を埋めた雪面の幅はいつもの倍近くある。しかもクラックなし。




3月からの高温で春の雪解けは早かったが、厳冬期の降雪量と雪崩は相当なものだったに違いない。




左俣出合。




これまでで一番条件がよく、稜線から出合までずっとストレスない滑りだった。来てみるもんですね。
山域によってではあるが、山麓の雪解け具合と稜線や沢の状況は必ずしも同じとは限らない。
晩春の雪面状況も理由があることがなんとなく分かってきた。




もう夏の日差しだ。