山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

八甲田山(大岳&高田大岳北面ルンゼ)

2019-05-01 | 2018-19山スキー
山域山名:津軽・八甲田山、大岳、高田大岳(青森県)
期  日:2019年4月21日(日)
参 加 者:みやぶー(単独)
行動記録:箒場岱610m(9:05)→950m(10:10/10:15)→小岳沢1300m(11:10/11:20)→大岳1584m(12:20/13:00)~小岳沢~小岳高田大岳鞍部下1280m(13:30/13:40)→高田大岳1552m(14:25:14:55)~北面ルンゼ滑降~ルンゼ出口950m(15:10/15:30)~箒場岱ルート~箒場岱(15:45)
<天候:快晴>

春の八甲田山。GWには山麓1周バスも走る春スキーのメッカなのだが、これまで一度も行ったことがなかった。というのも、GWにはもっと滑れる山域があるし、様々なスキーヤーが入り乱れるので敢えて敬遠していたのが正直なところ。

自分にとっては、雪の八甲田は2000年~2008年にかけて、毎年正月休みに酸ヶ湯湯治棟に泊まり、吹雪のなか大岳を目指し、猛烈な深雪で文字通り雪まみれとなって太股ラッセルした記憶しかない。

津軽のベストシーズンは4月半ばだが、今年は運良く休みが取れたので、昨日の岩木山とセットで八甲田山と名湯を存分に楽しもうという目論見だ。


箒場駐車場からスタート。やはり下山用にここに車を駐めてロープウェーハイクアップが定番のようだ。




歩けど歩けど景色が変わらない。少々うんざり。




やっと赤倉山大斜面が見えた。




おー、高田大岳。この斜面みたら、今日のメインは決まり。




雛岳もいいスロープだ。




高田大岳は角度によって山容の変化が激しい。




小岳沢をつめていくと大岳が見えた。ガイドツアーの列が凄いわ。




この角度の高田大岳が一番べっぴんさんでしょう。




やっと大岳東面のたもとまで来た。箒場からだとやたらと長い!




大岳環状ルートの標識。




大岳へは時計回りに登ってみました。




みんな楽しそうですね。眼下の仙人岱ヒュッテがなつかしい。




賑わう大岳山頂へ。







昨日、滑った岩木山が眩しい。




厳寒の2月に旅した陸奥湾に津軽半島。




火口越しに小岳、高田大岳、雛岳。火山帯なのがよく分かる。




大岳山頂は、2008年1月5日以来です。




井戸岳と赤倉岳。なるほど。




火口を回り込んで、いざ。




文句なしの快適フィルムクラスト。一直線にシュプールを刻みました。




素晴らしい1本!




次は、メインの高田大岳へ。




鞍部下からハイクアップ。




どこを滑っても自由自在。これが春の八甲田山か。




4月の低温で雪は途切れることなく山頂につながっていた。




高田大岳山頂。




高田大岳滑降は朝に見上げた北面ルンゼへ。山頂からだと斜面がうねって全容は見えない。




慎重にエントリー。




素晴らしいバーン。




なかなかの急斜面。




1カ所だけ岩が出て細い箇所があった。




八甲田山にこんなアグレッシブな斜面があるなんて知らなかった。




樹林帯に入り箒場岱ルートに合流。




最高の一日でした。







谷地にも泊まってみたかった!










このあとに岩魚塩焼き、山菜天ぷら、ステーキ、デザート、、、満腹。




明日は高田大岳南面の大斜面へ。