山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

四国旅③(四万十川)

2017-08-17 | 日記
この夏の四国旅の目的は、まず四国の百名山2山と清流四万十川を巡ること。

夜が明けた須崎を発ち、四万十川源流の津野町都を車で走る。




「源流の碑」がある林道脇から不入山(いらずやま)登山道を歩く。




看板には四万十川源流点まで25分。







水線沿いに10分も登ると「源流点」へ。




ひんやりとした空気と清らかな流れ。




源流点の標高1000m、ここから四国山地を大きな蛇行を繰り返しながら太平洋まで196キロ流れ下る。四万十川は四国最長の大河。




ずいぶん前に熊谷から荒川沿いを数日かけて歩き、最後に真ノ沢をつめて荒川の最初に一滴までたどったことがあるが、大河の源流点はなぜが神秘的だ。


四国カルストの五段高原。
ちょうど四国で見たBSプレミアム新日本風土記「四国山地」で、戦後間もない頃の壮絶な開拓の歴史を紹介していたが、確かに厳しい土地だ。




四万十川裏源流北川川沿いにある、廃校となった郷小学校を利用した農家食堂Cafeイチョウノキ。




昨年の春にオープンして、地元のおばちゃん達が交代で調理室に入り、地物の食材や特産品づくり、住民の集いの場所にしているらしい。







一番多いときは生徒数が300人もいたらしいが、今ややっと20人足らずになってしまって下流の学校へバス通学とのこと。
自分が住む北本市でも1学年やっと2クラスなので、学校統合の話しも人ごとではない。




腹ごしらえしたあとは四万十川本流沿いの道をできるだけ忠実に下る。




本流最上流の沈下橋、高樋橋。




近所に住むお母さんと兄妹が川遊びをしていた。




見えづらいですが、メダカがたくさん泳いでいました。




今日はこれでも濁っているそうで、隣の仁淀川の方がきれいだそうだ。




四万十で育ったというお母さんがダイブ!




ほんのいっときでしたが、ほんわかした時間を感じさせていただきました。










沈下橋を渡る。




現地に来て知ったが、市町村合併で四万十町と四万十市とがあるのが如何せん分かりづらい。













ここでも地元の方が遊んでいた。







イチョウノキで頂いた手作りお饅頭。



















上宮沈下橋にも女の子達が、




天然ウォータースライダーで楽しそうに遊んでました。さすが四万十川、さすが高知。




うなぎの石焼きまぜごはんでランチ。




現在でも本流に21橋、支流に26橋もあるらしい。




第一三島橋とJR予土線の鉄橋。




撮影でもよく使われる岩間沈下橋。







これぞ四万十川。美しい。







沈下橋はいまでも生活の橋。




流れが緩やかで川幅もある高瀬沈下橋ではカヌーが盛ん。




最下流の佐田沈下橋。




そして河口間近に架かる四万十大橋。




太平洋の大海原へ。




四万十川巡り完結。