とても刺激的な舞台を見てきました、島岡美延です。劇団扉座「新浄瑠璃 百鬼丸」は、明日12日まで(紀伊國屋サザンシアター)です。
先週、手塚治虫原作の映画「MW-ムウ-」を紹介しましたが、これも手塚作品「どろろ」が原作。川で赤子を拾い上げた泥棒、どろろ。その百鬼丸は、天下盗りを企む醍醐景光が、生まれる我が子の肉体の四十八ヶ所を魔物たちに与える取引をしたため、目・口・鼻、手足、血液すらない赤子の姿で17年生き延びた。己の肉体を取り戻すため、どろろを供にして、魔物たちと戦う旅に出る・・・。
深い情念の物語を「新浄瑠璃」という手法で表現した作・演出家、横内謙介氏のセンスに脱帽! 市川猿之助のスーパー歌舞伎も手がけた彼は、義太夫の竹本葵太夫の協力で、見事な「語り物」に仕上げました。どろろの山中崇史、百鬼丸の「心の声」高橋麻理、肉体を取り戻した百鬼丸の累央、みんな以前に私の番組に出てくれた扉座のホープです。さらなる活躍を!
先週、手塚治虫原作の映画「MW-ムウ-」を紹介しましたが、これも手塚作品「どろろ」が原作。川で赤子を拾い上げた泥棒、どろろ。その百鬼丸は、天下盗りを企む醍醐景光が、生まれる我が子の肉体の四十八ヶ所を魔物たちに与える取引をしたため、目・口・鼻、手足、血液すらない赤子の姿で17年生き延びた。己の肉体を取り戻すため、どろろを供にして、魔物たちと戦う旅に出る・・・。
深い情念の物語を「新浄瑠璃」という手法で表現した作・演出家、横内謙介氏のセンスに脱帽! 市川猿之助のスーパー歌舞伎も手がけた彼は、義太夫の竹本葵太夫の協力で、見事な「語り物」に仕上げました。どろろの山中崇史、百鬼丸の「心の声」高橋麻理、肉体を取り戻した百鬼丸の累央、みんな以前に私の番組に出てくれた扉座のホープです。さらなる活躍を!