美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

意欲的な「新浄瑠璃」に酔う

2009年07月11日 07時33分42秒 | オススメ
とても刺激的な舞台を見てきました、島岡美延です。劇団扉座「新浄瑠璃 百鬼丸」は、明日12日まで(紀伊國屋サザンシアター)です。
先週、手塚治虫原作の映画「MW-ムウ-」を紹介しましたが、これも手塚作品「どろろ」が原作。川で赤子を拾い上げた泥棒、どろろ。その百鬼丸は、天下盗りを企む醍醐景光が、生まれる我が子の肉体の四十八ヶ所を魔物たちに与える取引をしたため、目・口・鼻、手足、血液すらない赤子の姿で17年生き延びた。己の肉体を取り戻すため、どろろを供にして、魔物たちと戦う旅に出る・・・。
深い情念の物語を「新浄瑠璃」という手法で表現した作・演出家、横内謙介氏のセンスに脱帽! 市川猿之助のスーパー歌舞伎も手がけた彼は、義太夫の竹本葵太夫の協力で、見事な「語り物」に仕上げました。どろろの山中崇史、百鬼丸の「心の声」高橋麻理、肉体を取り戻した百鬼丸の累央、みんな以前に私の番組に出てくれた扉座のホープです。さらなる活躍を!
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玄関先でのやりとり

2009年07月10日 07時20分55秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
蒸し暑さのために、昨夜はこの夏の「初エアコン」でした、島岡美延です。といっても寝る前には消しました。エコな夏の過ごし方、今年は本気で挑戦です!
昨日、お中元が届きました。誰からだろう、と受け取ろうとした瞬間、宅配業者の方が「ちょっと重たいですよ」と声をかけてくれたのです。少し細身の年配の男性が片腕で箱を抱えていたので、何も言われなかったら、あまりの重さに驚くところ。おかげで、「え、重いですか、あ、ホントだ」とゆっくり荷物を降ろせた私。箱の中身は、産地直送のジュース! 送り主の気持ちと目の前の業者さんの気配りに嬉しくなりました。
ふと、色んな人が配達に来てくれていた、子供の頃の場面が蘇りました。お米屋さんは、けっこうおじいさんだったけど、10キロもかついで階段を上がってきてくれたり、ビールも缶ではなく、瓶を返していたっけ、とか・・・。便利な世の中、「配達してくれる人」へ感謝の気持ちを忘れずにいたいものです。

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浪花の夏と鏡花の異界と

2009年07月09日 07時13分51秒 | オススメ
蒸し暑い日々を吹き飛ばすには、舞台鑑賞もいいもの、島岡美延です。歌舞伎座の夜の公演へ行ってきました(27日まで)。このところ、毎年7月は、坂東玉三郎が中心の座組み、久しぶりに玉三郎&海老蔵の「天守物語」を見ることができて、うっとり(昼の部では同じコンビで「海神別荘」)です。
夜の部は「夏祭浪花鑑」から。圧倒的に、江戸っ子の助六のセリフが似合う海老蔵が、浪花の言葉で団七九郎兵衛をたっぷり演じる、というのも、ええなぁ! 最初に喧嘩して、そのあと義兄弟となる徳兵衛を獅童、その女房お辰を勘太郎が演じます。久々に見た勘太郎は、声だけ聞いていたら勘三郎かと思うくらい、ますますお父さんに似てきました(顔はまだ細い?)。
この世のものではない「天守物語」の富姫を演じる玉三郎は、変わらぬ美しさ(まさに富姫、年をとらない!?)。図書之助の海老蔵と、歌舞伎では珍しいカーテンコールに応える様子は、パドドゥを踊りきった二人のようでした。
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「首を長く」見せたい

2009年07月08日 07時14分23秒 | 姿勢&見た目
傘を差して、とぼとぼ歩いていませんか? 島岡美延です。街で観察すると、梅雨時に美しく歩いている人は、本当に少ない! そう思っていたら、背の高い素敵な女性を発見しました。周りの人と違うのは、「首がすっと伸びた」状態で歩いていたこと。この首、ちょっと憧れますよね。
全身の中でも、首というと最初から諦めモードの人が多いのも事実。ちなみに、哺乳類の首の骨の数は、基本的に7つ。キリンもイノシシも人間も! 当然、1本ずつの長さがキリンと人間では違いますが、人間同士はそんなに違わないはず。なのに、首が「長い」とか「短い」と感じることはけっこうあります。
鏡を見ながら、普段の「肩」の位置を確認しましょう。一度、肩を持ち上げて、そこから肩を下げていくと、最初より「首が長く」なったように感じませんか? 力まずに、自然に下げるようにすること。肩こりがひどいと、これが意外に難しい。首を前に突き出して歩かないことは、言うまでもありません!
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織姫・彦星ではない私達は

2009年07月07日 07時17分34秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
七夕の短冊飾りに何を書きましょうか、島岡美延です。身近な幸せはもちろん、また理不尽なニュースが国内外から聞こえてきて、「命が大切と感じられる世の中になりますように」と願うしかありません。
七夕といえば「一年に一度」という言葉がよく似合います。めったに会えなくても強い絆で結ばれている家族や恋人達も多いでしょう。ただ、一般的には「好意は、マメなコミュニケーションほど強くなる」ものなのです。
具体的には、まず、スピード。「お礼」を言うなら、できるだけ早く。もし婚活パーティで2,3人、ちょっといいかなという人がいた場合、最も早く連絡をくれた人のことが急に「最も気になる人」になったりします。
そして、回数。一度連絡が来てそれっきり、の人より、近況報告など時折あると、「また会って」みたくなりませんか。「婚活」で出会いを進展させたい方、そして「営業」で新規開拓に励む方、基本は同じです!
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選挙活動も変わって欲しい

2009年07月06日 07時11分32秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
今週も梅雨らしい空模様が続きそうですね、島岡美延です。
窓を開けていると、「こちらは○○党です」と大きな声が車から聞こえてくるようになりました。といっても、我が家は東京都内ではなく、「来る衆議院選挙には・・・」という内容です。
真夏はエアコンの使用で窓を閉めている家が多くなるだろうし、そろそろ「車で名前を連呼する」手法も見直してほしいところですが、選挙の風物詩?でしょうか。公示後は、候補者がブログを書くこともできない今の法律では、「一番伝えたいことを伝えたいタイミングで」という活動が制限されています。マニフェストも浸透しつつある今、名前より中身をお願いしたいもの。
「変わった」といえば、昨日の静岡知事選挙の投票率。前回の44.49%が、61.06%と大幅に上昇。「選挙に行ってもどうせ」の気分が「選挙に行けば何かが」と考えた人が増えたのでしょう。今度の日曜日、東京都民の投票率にも注目です。
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妹の勝利、姉の祝福

2009年07月05日 07時54分01秒 | 日記、その他
昨夜は、ウィンブルドン女子決勝を興味深く見つめました、島岡美延です。2年連続の姉妹対決、第2セットで妹セリーナが、姉ビーナスを突き放し、6年ぶり3度目の優勝。朝起きたら、ダブルスも姉妹ペアで優勝のニュースも。
マイケル・ジャクソンが、MTVに登場した衝撃が、改めて報じられていますが、ウィリアムズ姉妹が女子テニスに大きなインパクトを与えて十年余り。第2期黄金時代をもうしばらく見られそうですね。
それにしても「世界一」の座を姉妹で争うって、どんな感じでしょう。お父さんは、姉妹の対決は見ないようにしているそう。仲の良い5人姉妹の四女、五女は、変な遠慮もなく、素晴らしい闘いぶりでした。
ところで、我が妹。海外赴任から戻って1年がたちましたが、「連絡のなさ」は相変わらず!? 仕事と遊びと、タフな日々を送っているようです。同じ分野で闘わなくて良かった、と思う姉でした・・・!
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携帯メールの「無表情」

2009年07月04日 07時44分24秒 | 姿勢&見た目
やや蒸し暑い土曜日です、島岡美延です。夜中に降って、昼間は傘がいらない、というのは、ありがたいかも。
先日、両親との旅行の話を書きました。父も母も携帯電話を持っていないのですが、そろそろあったらいいのに、と思います。「メールが難しそう」というので、まずは一緒に○○○ショップへ行くことから始めなくては・・・。 
携帯といえば、学生たちが、メールの絵文字について、興味深いことを言っていました。「絵文字がないと、怒っている?と聞いてしまう」というのです。つまり、「無表情なメール」は、コミュニケーションに不安を与えるのでしょう。特に女子は、「怒りの意思表示」として絵文字なしで送る、というのが多数派。もっとも「さらに怒っていたら、返信しないで、無視!」だそうですが。
絵文字への感じ方も人それぞれ、ただ、相手がどう思うか想像することは大切です。ところで、対面で話す時の「無表情」には、もっと気をつけましょう!
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深い闇の向こうに光はあるか

2009年07月03日 07時26分34秒 | オススメ
肌寒さすら感じる朝ですね、島岡美延です。この空も政治も(?)なかなか晴れ間が見当たらない日々が続きそうです。
「平成の時代のニッポン」の苦しみを20年前に60歳で生涯を閉じた手塚治虫は、どこかで予想していたのでしょうか。今年は生誕80周年、ついに禁断の一作とも言われた「MW-ムウ-」が映画になりました(4日公開)。
ある島の住民全員が一夜にして消滅、島に関するすべての記録は抹消されたが、実は生き残った2人の少年がいた。16年後、賀来(山田孝之)は、神父に、結城(玉木宏)は、事件の謎を追い続けている。エリート銀行員という表の顔を持ちながら、事件の関係者たちへ徹底した制裁を重ねるという狂気の闇に堕ちていく結城。果たして「MW-ムウ-」とは、一体何を意味するのか。
追及すべき巨悪、重すぎる事実、復讐か、赦しか・・・。大きな問いを胸に突きつける手塚作品が圧倒的なスケールの映像で迫ります。ニッポンよ、どこへ行く!?
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両親の結婚祝いで温泉に

2009年07月02日 15時30分26秒 | 日記、その他
まぶしい日の出を見たのに、その後は予報どおりの雨、やっぱり雨女?の島岡美延です。久しぶりに温泉に行ってきました。昨日の仕事を終えてからだったので、特急踊り子に乗って熱海へ。実は、両親の結婚○○周年(真珠婚以上金婚未満!?)記念だったのでした。
考えてみると、熱海って長いこと行っていなかった・・・(箱根や伊豆半島には行くのに)。そういえば父の会社の保養所があって、子供の頃、行った記憶が蘇ります。企業保養所も今やずいぶん少なくなったと聞きますが、近場のお得感からか、熱海がまた元気な温泉街になっていることが、嬉しかったです。
部屋でゆっくりとした夕食は、食べきれないほどの豪華さ。平日ゆえ、のんびりとできた大きなお風呂など、両親が喜んでくれたことが何よりでした。
同世代の友人から、親御さんの入院、介護の話を聞くことも増えています。まだ元気な我が両親ですが、もう少し、親孝行もしなくては・・・!
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