プロになれなかった男の夢の続きは

ぐっと冷えた冬至の朝、島岡美延です。
やはりコロナは、寒くて乾燥する冬に勢力拡大。未知のウイルスとはいえ、夏から指摘されていました。
コロナ禍で自分に深く向き合った人もいた、2020年。
将棋の藤井二冠はより強くなり、将棋に興味を持つ人が増えました。
映画『AWAKE アウェイク（25日公開）』をご紹介します。
今やAIを使った研究は当たり前の将棋の世界、2015年の将棋エンタテインメント「電王戦」に着想を得てオリジナル脚本にした山田篤宏監督。
英一（吉沢亮）は、かつて奨励会で棋士を目指していたものの、同世代の陸（若葉竜也）の圧倒的な強さに、自分の夢を断念する。
大学に入っても、将棋以外に取り柄がなく地味な日々。
そんな時、コンピュータ将棋に出会う。
人工知能研究会の先輩・磯野（落合モトキ）に手ほどきを受け、プログラミングを一から勉強し、理想のソフト作りに没頭する。
数年後、自作プログラム「AWAKE」で大会の優勝を果たした英一は、かつてのライバル・陸と「電王戦」で対局することに…！