雁と一緒に、親子も“渡り”へ

今朝もひんやりとした空気、島岡美延です。
梅雨前線はまだまだ日本列島から離れてくれず、災害への警戒は必須。
地球環境の変化、次々沸き起る雨雲…、鳥たちは、何を感じながら飛んでいるでしょう。
映画「グランド・ジャーニー（23日公開）」をご紹介します。
気象学者であり、鳥類愛好家クリスチャン・ムレクは、95年に独自開発した超軽量飛行機を用いて、2羽のガチョウとともに初めて空を飛行しました。
彼の実話を基に映画化、本作では脚本や飛行映像を担当し、唯一無二の光景を見せてくれます。
フランスのカマルグで雁の研究をしている気象学者のクリスチャン。
「渡り鳥に安全な飛行ルートを教える」という、無謀なプロジェクトに夢中になっている。
そんな変わり者の父親と大自然の中で過ごすバカンスは、オンラインゲーム好きの思春期の息子トマにとっては、ただの悪夢。
それでも、ある出来事をきっかけに、“渡り鳥と飛ぶ”プロジェクトの当事者になっていくトマだった…！
見ているだけで、鳥と一緒に空を飛んだ感覚になれそうです。