稀代の名作、こうして誕生

北風が強く寒い朝、島岡美延です。
国内のコロナ感染者は、微増から“明らかな増加”、口や鼻の粘膜を守るため、湿度を保つ意味でもマスクは大事。
分断から融和に向かうことが出来るのか、バイデン氏の勝利を喜ぶ人々はマスク姿だったけど、全米のコロナ犠牲者は23万人を超えています。
ブロードウェイはまだ閉鎖中。演劇の復活が待ち遠しいです。
1897年12月のパリ。ここで生まれた名作は100年以上、俳優の憧れ。
映画『シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい！（13日公開）』をご紹介します。
2年間スランプに苦しむ若き劇作家エドモン（トマ・ソリヴェリス）は、名優コクランを主演にした訳アリ企画を引き受け、起死回生を狙う。
初日までわずか3週間。アイディアなし、親友のラブレターの代筆まで頼まれて…。
そう、この“代筆”から天才的な閃きが！
ワガママ女優、うるさいスポンサー、嫉妬深い妻…と難題山積の中、ついに幕が開く。
あの“大きな鼻の剣術家シラノ”の一途な愛の物語。
かつて感動した名舞台も思い出しました。