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美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

現代社会に出現した“ジゼル”

2018年11月28日 06時54分43秒 | バレエ
外国人労働者の受け入れ拡大に向けた出入国管理法改正案が衆院通過、島岡美延です。
日本で“移民”の受け入れ、となるのかどうか。
“移民”がキーワードとなる衝撃的なバレエが、スクリーンに登場。
映画『アクラム・カーン版 ジゼル(30日公開)』をご紹介します。
イギリスのバレエ団、イングリッシュ・ナショナル・バレエは、英国ロイヤルバレエのプリンシパルだったタマラ・ロホが芸術監督になってから、目覚ましい快進撃。
来日公演で『海賊』を見た時、本当に感動しました。
そのバレエ団の作品の中でも異色で、すでに代表作といっていいのがこの『ジゼル』。
バングラデシュ系イギリス人で世界的な振付家アクラム・カーンは、ジゼルを“工場で働く移民”という主人公にしました。
音楽・衣装なども本来のジゼルとは全く別、と思って見たほうがいいですが、ジゼルとアルブレヒトの階級の壁、嫉妬、裏切り、死者の世界での復讐劇などがより際立った強烈な作品。
タマラ・ロホが踊るジゼル…、魂の叫びそのものが“見える”よう。

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