亡き母に瓜二つの女性は

七夕に大西さん、宇宙へ、島岡美延です。
子どもの頃の夢を叶えます。
大人になって、亡くなった親の過去と向き合う…。
映画『生きうつしのプリマ（16日公開）』をご紹介します。
『ハンナ・アーレント』のマルガレーテ・フォン・トロッタ監督と主演のバルバラ・スコヴァが再びタッグを組み、スコヴァが一人二役に挑戦。
実際に、オペラも歌える女優である彼女ならではの存在感が素晴らしいです。
ドイツの歌手ゾフィは、クラブをクビになったばかり。
父親からあるネット映像を見せられる。
それは、1年前に亡くなった母エヴェリンにそっくりのオペラ歌手カタリーナ。
父親の強い願いで、ニューヨークへ行き、彼女に面会を申し込む。
不機嫌でミステリアスなカタリーナ、どうやら何かを知っているらしい。
彼女と母の関係を探るうち、家族の知らない顔が次々と浮かび上がり、父親にも隠しごとがあると問い詰め…。
ゾフィを演じるのは公開中の『帰ってきたヒトラー』に出演のカッチャ・リーマン。
彼女の歌声もまた素敵。