胸元の「プライド」は

暑い空気が戻ってきました、島岡美延です。体調を崩す人が増えています、お気をつけ下さい。
節電ダイヤも終了し、クールビズも段階的に減っていく季節。ビジネスの現場でネクタイをつけない人への違和感はだいぶなくなってきました。かえってネクタイの人が「気の毒な人」に見えてきたり・・・。ネクタイ1本の存在感は、あなどれません。
今月下旬公開のアメリカ映画を見て、強く感じたのは、「成功者」の象徴はいつだって、ネクタイ・スーツなのだなあということ。リストラにあい、服装が変わっていく自分を責める主人公・・・。「カンパニー・メン」は、いずれ詳しくご紹介します。
新聞記事で、介護現場で「エプロンをはずそう」という動きがあることを知りました。食事の際の「エプロン」をつける習慣、これをやめようというのです。
「望まないエプロン」によって傷ついた「個々の尊厳」を取り戻すのだとか。嫌がることを減らして、細やかなコミュニケーションでより良い介護へ。
「見た目」のプライドは、いくつになっても基本的で大切な要求なのです。