一気にダウンコート着用率が上がった街、島岡美延です。上野は修学旅行生がいっぱいの秋。
東京都美術館で『展覧会 岡本太郎』(~12月28日)を見てきました。キャッチコピーは「史上最大のTARO展がやってくる!」、川崎市岡本太郎美術館がリニューアル工事中のため、その所蔵品を中心に集結したTARO作品。渋谷で見られる壁画『明日の神話』の幅11メートルの下絵も展示。
川崎で繰り返し見ている作品が多いけど、あらためてそのパワーに圧倒されます。赤・青・黄の原色に黒、白、一目見て〈岡本太郎〉とわかる絵画たち。そのエネルギー量はどんな芸術家とも違う・・・。
『太陽の塔』の1/50作品に加え、何か月に渡る構想スケッチの変遷、内部の『生命の樹』全景模型も。
岡本太郎は「縄文」再発見の立役者とも言われます。『太陽の塔』は彼なりの「縄文」。縄文好きの私の興味は、やはり岡本太郎の思考・言葉へも。「書と言葉」の本、買ってきました。