世界のバーは、彼を目指した

セクハラ問題急展開、島岡美延です。
辞任の会見でも裁判で争うと言った事務次官。
女性記者がどんな思いで録音し、それを提供するに至ったか…。本当によくぞ、行動したと思います。
バーという場所も、こんな現場にされたくないはず。
世界中のバーでバイブルとなった一冊の本を書いた人は、今もカウンターに立ち続けています。
映画『シューマンズ バー ブック（21日公開）』をご紹介します。
バーマンが憧れるカリスマ、チャールズ・シューマンのドキュメンタリー。
500以上のカクテルのレシピを著作で披露した彼は、NY、パリ、ハバナ、東京、ウィーン…と著名なバーの扉を次々と開けていきます。
バーマンたちは、なんとも嬉しそうに、シューマンに渾身の一杯を差し出す…。
カクテルを注文された時、客とバーマンの間には、独特の期待感や緊張感が生まれるもの。
眼の前で行われる美しい所作、軽やかな音…、スッと現れる輝く一杯のカクテル。
バーなんて行ったことない、という人も、この瞬間を味わってみませんか。