美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

妻を介護した12年の歳月

2017年04月29日 06時25分50秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
天気の急変に要注意の昭和の日、島岡美延です。
輝く新緑の季節、隣には誰がいますか?
映画『八重子のハミング(5月6日公開)』をご紹介します。
昭和から平成になってもまだ介護保険がない時代、若年性アルツハイマーになった妻を12年介護した、陽信孝氏の『八重子のハミング』が原作。
山口県出身の佐々部清監督が脚本も手がけ、実際の舞台、萩市で撮影されました。
「やさしさの心って何?」と題された講演で、笑顔で語る白髪の老人・石崎誠吾(升毅)。
妻・八重子(高橋洋子)の異変を感たのは、自身の最初のがんの手術の時。
辛い体験、楽しい思い出…、在りし日の妻を振り返る。
二人とも教師、特に音楽教師だった八重子は、記憶をなくしつつも、誠吾が歌を口ずさめば笑顔を取り戻すのだった。
50代で始まった介護。
仕事との両立の工夫、娘夫婦や医師である親友、かつての教え子や近所の人たちとの関わりなど、実に丁寧に描写。
知識よりも“限界のないやさしさ”こそ介護の本質…、そう教えてくれます。


コメント
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