手の舞い、足の踏む所を知らず

喜び一杯で踊りだしたくなるとこを「手の舞い、足の踏む所を知らず」と言う。調べてもどうも詳しいことは分からない。きっと、どれだけ手を舞わせても、足を運んで踊ってみても場所が足りないと思えるほど、その喜びは有頂天だということなのだろうと思う。しかし、普通に解釈すれば、「踊ろうにも手をヒラヒラさせる空間もなく、足をついて踊る場所さえない」ではないかと思うのだ。否、今日、住職室を見てそう思ったのだ。「この乱雑さでは、とても手を舞わせ、足の踏む空間がないではないか」--そこで、床とj机の表面の90パーセントが見えるまで片づけをした。原稿を書き終えて次のことに取りかかるには、部屋の雰囲気(環境)を一新したほうがいいからだ。どうかに、過去三か月の遺産が視界から消えた。

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