合理性と個性

法事を終えて、副住職のガラケイがもはや崩壊寸前の状態なので、「スマホに換えたら?」と言った。そのためには、名義人である父の個人確認が必要なのだそうで、二人でドコモショップへ。そうしたら機種変更には二時間待ちだそうで、ギャッと言って整理券だけいただいて帰宅。帰宅している間に、いっそのこと両親もスマホにしようということになった。機種の説明などは同じにすれば時間が短縮できるだろうと、三人同時に同じ機種に変更した。個性も何もあったものではないが、こうすることで、「分からないことは他の二人に聞ける」という望ましい状態になった。すでに個性ある三人なら、スマホで個性を出すよりも、合理性を優先させることで、心が穏やかでいられるという、至極当たり前の顛末である。

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