「艱難汝を玉にす」

今日までがお彼岸。まだ祖父母のお墓参りをしていない長男に「行っておいで」と勧めた。さて、お彼岸最終日の課題は、”お先真っ暗波”や”分からず屋波”が立つ「暗闇川」を如何に渡るか--仏教では「智恵丸」という舟を浮かべ、「心を磨け、智恵磨け」と掛け声をかけて、つまり自分に言い聞かせて、渡って行こうと勧める。「艱難汝を玉にす」は昔の言葉。心の中に「我利我利川」や「でたらめ川」、「いらだち川」「怠け川」「騒がし川」「暗闇川」が流れ始めたことが分かったら、その時が心を磨く絶好のチャンスだ。以上、一週間かけた、お彼岸に因んだここを安らかにする六つの方法「六波羅蜜」のご紹介でございました。

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