鴨氏の三名社。
高鴨神社(上鴨社ーかみがも社)
葛木御歳神社(中鴨社ーなかがもしゃ)
鴨都波神社(下鴨社ーしもがも社)を言います。
5月16日、高鴨神社と葛木御歳神社を訪れました。
高鴨神社(たかかもじんじゃ)
奈良県御所市の金剛山東山麓にある神社で、古代豪族鴨氏の
守護神を祀っています。
京都の上賀茂・下鴨をはじめとする全国の賀茂社の総社。
弥生中期より祭祀を行う日本最古の神社のひとつです。
主祭神の阿遅志貴高日子根命(あぢしきたかひこねのみこと)、 その名を「迦毛之大御神(かものおおみかみ)」と言います。
「大御神」と名のつく神様は天照大御神、伊邪那岐大御神との三神のみで、死した神をも甦らせることができる、 御神力の強い神様。
病気平癒、初宮、大祓い等、甦りに関する信仰が深く、また人の歩む道を目覚めさせる神様として全国より篤く御崇敬を受けられているそうです。
4月から5月にかけて咲きそろうニホンサクラソウは、先代宮司が京都から持ち帰り増やしたもの。500種以上、約2,000鉢もあるそうです。
一週間ほど早ければ良かったようです。
菖蒲の準備がされていました。
手水舎の横に
手を清めて・・・。
東神社の向かって左に摂社、市杵嶋姫命神社。
御祭神は、市杵嶋姫命。
東神社の向かって右にある摂社。
左から
佐味護国神社
大山咋神社
春日神社
大黒石
雷神社
細井神社
西佐味神社
本殿へ向かいます。
階段を上がると
御祭神 阿遅志貴高日子根命(迦毛之大御神) 事代主命。
阿治須岐速雄命 下照姫命 天稚彦命。
天文12(1543)年に再建された本殿(国指定重要文化財)は桃山時代の神社建築を代表する建築物で、三間社流造になっています。
本殿内には快慶の銘が入った狛犬があるそうです。
近辺を散策します。
中鴨社へ移動します。
鳥居の手前に
鳥居をくぐり階段を上がったところにも
御祭神は背後の御歳山に 鎮まり、金剛山の扇状地にひらけた稲田を
守護された神。
神奈備(かむなび-神の鎮座する山や森)の御歳山に自然石の磐座
(いわくら)をたて、神を迎えてお祀りするという古式の形式だったと
思われています。
現在の本殿は、春日大社の本殿第一殿を移築したものだそうです。
御祭神 御歳神(みとしのかみ) 相殿 大年神(おおとしのかみ)
高照姫命(たかてるひめのみこと)
本殿と背後の御歳山
御神徳 農業神 五穀豊穣の神 万物育成の神
神名の「トシ」は穀物特に稲、またはそのみのりをさす古語で、稲の神、
五穀豊穣をもたらす神として古くから尊崇されています。
また「トシ」は年に一度の収穫を基準とした時の単位であることから、
事を始める時にお祈りするとよいとされています。
私たちが正月に祭り親しんでいる年神様(としがみさま)は、この大年神、御歳神、若年神といわれています。
鏡餅は御歳神へのお供え物で、このおさがりのお餅には御歳神の
魂がこめられており、これを 「御歳魂(おとしだま)」と呼んでいたものが
今の「お年玉」の起源だそうです。
境内の様子
産経westより
奈良県御所市の葛木御歳神社の境内にあるイタリアンカフェ「みとしの森」。運営と料理を1人でこなすのは、同神社の女性宮司。
壊れたままの拝殿の階段、板が外れて中が丸見えの摂社、屋根が落ちた社務所。同神社の宮司、東川(うのかわ)優子さんは初めて神社を訪れたとき、その寂れた様子に驚いたといいます。
「神代の創祀」とされ、稲の神様「御歳神」をまつる全国の神社の総本社という格式高い神社。が、当時の宮司は公務員の仕事が主で、跡を継ぐ人もなく、手入れが行き届かない状態が長く続いていました。
心身ともに追い詰められた東川さんの足はなぜか、それまでまったく心に留めたこともなかった神社へと向かったとか。
「神社を継ごう」。不思議な縁が結ばれた気がして、その場で決意。
宮司の理解があり、神道を猛勉強、神職の資格を取得。
すぐに神社の改修に取りかかりました。
「水が流れれば血液がめぐるように神社が変わるのでは」と思い、まずは手水舎の新設を計画。
神社のホームページを開設、ボランティアの輪が広がり、支援の申し出や寄付が全国から舞い込みました。
21年に前宮司の引退で宮司に就任。ボランティアと、拝殿の階段や摂社の修復から、瑞垣や御簾の新調まで、神社の再興に情熱を傾けました。
26年末、次の目標としてひらめいたのが「神社カフェ」。
ネットのクラウドファンディングで開店資金を募り、同6月地元食材にこだわった「サロン&カフェ みとしの森」をオープン。
音楽会や神道講座などのイベントも開催しています
カフェへ
当日は貸切でランチをすることが出来ませんでした・・・。またまた残念。
御朱印を頂いて帰りました。
今回は訪れていませんが
鴨都波神社(かもつばじんじゃ)
崇神天皇のころの大豪族鴨氏の氏神社。高鴨神社と同様、全国的に
分布する鴨社の源流の一つにあげられています。
以前は高鴨神社の上鴨社に対して下鴨社と呼ばれていました。
弥生時代の遺跡である境内一帯からは、土器や石器などが多数出土し、周辺には弥生時代の大規模な集落跡である鴨都波遺跡があります。
毎年7月16日と体育の日の前々日には献灯行列が行われ、
三段の「ススキ提灯」が奉納され、その規模は県南部の提灯奉納行事の中でも最大規模のものだそうです。
高鴨神社(上鴨社ーかみがも社)
葛木御歳神社(中鴨社ーなかがもしゃ)
鴨都波神社(下鴨社ーしもがも社)を言います。
5月16日、高鴨神社と葛木御歳神社を訪れました。
高鴨神社(たかかもじんじゃ)
奈良県御所市の金剛山東山麓にある神社で、古代豪族鴨氏の
守護神を祀っています。
京都の上賀茂・下鴨をはじめとする全国の賀茂社の総社。
弥生中期より祭祀を行う日本最古の神社のひとつです。
主祭神の阿遅志貴高日子根命(あぢしきたかひこねのみこと)、 その名を「迦毛之大御神(かものおおみかみ)」と言います。
「大御神」と名のつく神様は天照大御神、伊邪那岐大御神との三神のみで、死した神をも甦らせることができる、 御神力の強い神様。
病気平癒、初宮、大祓い等、甦りに関する信仰が深く、また人の歩む道を目覚めさせる神様として全国より篤く御崇敬を受けられているそうです。
4月から5月にかけて咲きそろうニホンサクラソウは、先代宮司が京都から持ち帰り増やしたもの。500種以上、約2,000鉢もあるそうです。
一週間ほど早ければ良かったようです。
菖蒲の準備がされていました。
釣鐘堂
手水舎
手水舎
手水舎の横に
祓戸神社
手を清めて・・・。
東神社
御祭神は天兒屋根命、天照大御神、住吉三前大神。
御祭神は天兒屋根命、天照大御神、住吉三前大神。
東神社の向かって左に摂社、市杵嶋姫命神社。
御祭神は、市杵嶋姫命。
東神社の向かって右にある摂社。
左から
佐味護国神社
大山咋神社
春日神社
大黒石
雷神社
細井神社
西佐味神社
本殿へ向かいます。
階段を上がると
拝殿、その後ろには、本殿が見えています。
御祭神 阿遅志貴高日子根命(迦毛之大御神) 事代主命。
阿治須岐速雄命 下照姫命 天稚彦命。
天文12(1543)年に再建された本殿(国指定重要文化財)は桃山時代の神社建築を代表する建築物で、三間社流造になっています。
本殿内には快慶の銘が入った狛犬があるそうです。
手水舎の向こうに見えていた池から本殿を・・・。
灯篭
近辺を散策します。
旧長柄郵便局舎
残念ながら、お休みでした。
裏手にまわると
懐かしいポスト、昔の郵便配達員の像、切手等を配置。
残念ながら、お休みでした。
裏手にまわると
懐かしいポスト、昔の郵便配達員の像、切手等を配置。
中鴨社へ移動します。
葛木御歳神社(かつらぎ みとし じんじゃ)
鳥居の手前に
手水舎と狛犬
鳥居をくぐり階段を上がったところにも
狛犬
拝殿、本殿、御歳山
御祭神は背後の御歳山に 鎮まり、金剛山の扇状地にひらけた稲田を
守護された神。
神奈備(かむなび-神の鎮座する山や森)の御歳山に自然石の磐座
(いわくら)をたて、神を迎えてお祀りするという古式の形式だったと
思われています。
現在の本殿は、春日大社の本殿第一殿を移築したものだそうです。
御祭神 御歳神(みとしのかみ) 相殿 大年神(おおとしのかみ)
高照姫命(たかてるひめのみこと)
本殿と背後の御歳山
御神徳 農業神 五穀豊穣の神 万物育成の神
神名の「トシ」は穀物特に稲、またはそのみのりをさす古語で、稲の神、
五穀豊穣をもたらす神として古くから尊崇されています。
また「トシ」は年に一度の収穫を基準とした時の単位であることから、
事を始める時にお祈りするとよいとされています。
私たちが正月に祭り親しんでいる年神様(としがみさま)は、この大年神、御歳神、若年神といわれています。
鏡餅は御歳神へのお供え物で、このおさがりのお餅には御歳神の
魂がこめられており、これを 「御歳魂(おとしだま)」と呼んでいたものが
今の「お年玉」の起源だそうです。
摂社
左から、味鋤高彦根命神社、高皇産霊命神社、神皇産霊命神社、
天照皇大神神社
左から、事代主命神社、天稚彦命神社、稚日女命神社、
一言主命神社
左から、味鋤高彦根命神社、高皇産霊命神社、神皇産霊命神社、
天照皇大神神社
左から、事代主命神社、天稚彦命神社、稚日女命神社、
一言主命神社
境内の様子
産経westより
奈良県御所市の葛木御歳神社の境内にあるイタリアンカフェ「みとしの森」。運営と料理を1人でこなすのは、同神社の女性宮司。
壊れたままの拝殿の階段、板が外れて中が丸見えの摂社、屋根が落ちた社務所。同神社の宮司、東川(うのかわ)優子さんは初めて神社を訪れたとき、その寂れた様子に驚いたといいます。
「神代の創祀」とされ、稲の神様「御歳神」をまつる全国の神社の総本社という格式高い神社。が、当時の宮司は公務員の仕事が主で、跡を継ぐ人もなく、手入れが行き届かない状態が長く続いていました。
心身ともに追い詰められた東川さんの足はなぜか、それまでまったく心に留めたこともなかった神社へと向かったとか。
「神社を継ごう」。不思議な縁が結ばれた気がして、その場で決意。
宮司の理解があり、神道を猛勉強、神職の資格を取得。
すぐに神社の改修に取りかかりました。
「水が流れれば血液がめぐるように神社が変わるのでは」と思い、まずは手水舎の新設を計画。
神社のホームページを開設、ボランティアの輪が広がり、支援の申し出や寄付が全国から舞い込みました。
21年に前宮司の引退で宮司に就任。ボランティアと、拝殿の階段や摂社の修復から、瑞垣や御簾の新調まで、神社の再興に情熱を傾けました。
26年末、次の目標としてひらめいたのが「神社カフェ」。
ネットのクラウドファンディングで開店資金を募り、同6月地元食材にこだわった「サロン&カフェ みとしの森」をオープン。
音楽会や神道講座などのイベントも開催しています
カフェへ
当日は貸切でランチをすることが出来ませんでした・・・。またまた残念。
御朱印を頂いて帰りました。
今回は訪れていませんが
鴨都波神社(かもつばじんじゃ)
崇神天皇のころの大豪族鴨氏の氏神社。高鴨神社と同様、全国的に
分布する鴨社の源流の一つにあげられています。
以前は高鴨神社の上鴨社に対して下鴨社と呼ばれていました。
弥生時代の遺跡である境内一帯からは、土器や石器などが多数出土し、周辺には弥生時代の大規模な集落跡である鴨都波遺跡があります。
毎年7月16日と体育の日の前々日には献灯行列が行われ、
三段の「ススキ提灯」が奉納され、その規模は県南部の提灯奉納行事の中でも最大規模のものだそうです。
説明文は、公式サイトを参考にしました。