【折々の花だより】

”季節の花だより”
花たちとの出会いを楽しんでます

沙羅双樹~東林院(京都市右京区妙心寺塔頭)~

2014-07-01 | 花だより
〽祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす・・・。

妙心寺境内の東側に位置。1531年(享禄4)、細川氏綱が父の菩提を弔うために建立された沙羅双樹の寺として知られる妙心寺塔頭の東林院には、十数本の沙羅双樹からなる「沙羅林」があります。梅雨の頃に白い椿のような花を咲かせ、朝咲くと夕方には散るというというところから「一日花」とも言われ、庭に散った風情もまた美しい言われます。
沙羅の花の見頃にあわせ、東林院で「沙羅の花を愛でる会」が催されます。「平家物語」に詠われた沙羅の花は、梅雨の季節に白い椿のような花を咲かせ、雨に打たれてすぐに散ってしまうはかなさがひときわ人の心を打ちます。
非公開寺院ですが、毎年1月の「小豆粥で新春を祝う会」、6月の「沙羅の花を愛でる会」、10月の「梵燈のあかりに親しむ会」の時は特別拝観出来ます。(観光情報より)

6月16日行ってきました。妙心寺は昨年2月に訪れています。

東林院へ


紫陽花

紫陽花の花たちが迎えてくれます。

東林院門


庭園1

門から本堂方面を見た所です。

庭園2

本堂から門のほうを振り返り・・・。

足元注意

通路に沿って植えられているのが、しばききょう(銀盃草)や樫の木。
樫の木が、短く低く切りそろえられています。

しばききょう(銀盃草)


お地蔵様

木々の間にチョコンと置いてあり、私たちを迎えてくれます。可愛い。




「梵燈のあかりに親しむ会」の時に「灯」がともされるんでしょうか・・・。
横、竪に一本、二本、三本などと線を引いた紋を総称して引き両紋と呼ばれます。
「丸の内に二つ引」でしょうか?、紋の入った「灯」です。

くちなし

丸いカットのくちなしです。

らかんまき

樹齢250年だそうです。

センリョウ


菖蒲


睡蓮

庭園でみられた花たち。

お抹茶

本堂でお菓子とお抹茶を頂いてから、お庭拝見です。手をあわせることも忘れずに。

お数珠

沙羅双樹の幹から作られたお数珠です。

本堂前庭1

中央の石の後方に樹齢300年の沙羅双樹の木があったようです。

本堂前庭2

苔庭に散った沙羅の花


沙羅の花








置物





沙羅双樹の根本に置かれています。


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