【折々の花だより】

”季節の花だより”
花たちとの出会いを楽しんでます

節分会Part2

2016-02-11 | デジカメ紀行
鴨川を渡って少し西へ進むと

護浄院(清荒神)



廬山寺へ向かう途中で立ち寄りました。女性の守護神、清三宝大荒神が祀られています。


石の鳥居です。


鳥居の後ろに本殿。

豆まきは終わっていたんですが、あめ湯をいただきました。生姜が効いていて身体が暖まります。

次の目的の廬山寺に到着しました。

廬山寺



廬山天台講寺。紫式部邸宅跡です。

後世に語り継がれる「源氏物語」の一部は、ここ廬山寺で執筆されています。

比叡山天台18世座主元三大師良源によって天慶年中(938年~947年)に船岡山の南に創建されました。
寛元元年(1243年)に法然の弟子である覚瑜が船岡山の南麓に再興、中国の廬山にならって廬山天台講寺としました。

室町時代に応仁の乱で焼失後、豊臣秀吉の寺町建設によって天正年間(1573年~1593年)に現在地に移りました。

明治維新までは御黒戸四箇院と云って、宮中の仏事を司る寺院が四ケ寺ありその中の一つでしたが、廃仏毀釈により
天台宗に預けられ、明治天皇の勅命により復興されました。

大師堂

本尊は、木造 阿弥陀如来、両脇侍坐像 3体 (平安時代作)です。

廬山寺 追儺式鬼法楽(鬼おどり)
太鼓と法螺貝の音を合図に松明と宝剣を持った赤鬼、大斧を持った青鬼、大槌を持った黒鬼が大師堂前の特設舞台に出現し、足拍子をとりながら、堂内に入ります。
堂内では厄除け開運、福寿増長の護摩供の修法が執り行われており、そのまわりを三鬼が踊りながら修法の妨げをするのですが、護摩供の秘法、追儺師の邪気払いの法弓、そして蓬莱師、福娘によって撒かれる蓬莱豆及び福餅の威力に追われて鬼は門外へ逃げ去ります。

特設舞台

大師堂の前にもうけられています。

待機中


楽人・追儺師・蓬莱師・降摩面持者・独鈷三鈷持者達の入場です。








続いて鬼達(赤鬼、緑鬼、黒鬼)の登場です。














堂内には、福娘・年男・寺侍・大導師・導師・大衆が待機。

法弓
追儺師が東・西・南・北・中央の五箇所に向い矢を射るのは、元三大師が使用された降魔矢に由来するもので、悪鬼、邪霊を降伏して平和を守ることを意味しています。



退散する赤鬼。迫力満点!。


豆撒き
蓬莱師・福娘・年男・寺侍により、福餅・蓬莱豆が撒かれます。

鬼のお加持

豆撒きの後、邪気払いされた鬼によって身体の悪いところを
加持してもらい病気平癒、身体健全をはかります。


古札焼き式 は午後五時からされます。

蓬莱豆

大豆の外側を砂糖で固めた紅白の豆で、本尊の元三大師が魔滅大師(豆大師)と云われ厄除け開運、諸願成就の観世音菩薩の化身だと
いわれるその豆大師を表現したものです。
この蓬莱豆を紅白一粒づつ食べるとその人の寿命が延び、
また福餅を食べると開運出世するといわれています。


公式ホームページ、京都観光Naviを参考にしました。


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