保健福祉の現場から

感じるままに

特定健診・保健指導の行方

2012年03月24日 | Weblog
「特定健診へのクレアチニン検査導入に賛否- 保険者検討会」(http://www.cabrain.net/news/article/newsId/36876.html)
「特定健診実施率による減算に疑問の声相次ぐ- 保険者検討会」(http://www.cabrain.net/news/article/newsId/36873.html)
 
22日の保険者による健診・保健指導等に関する検討会資料(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000025ygk.html)が出ているので目をとおしておきたい。資料(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000025ygk-att/2r98520000025ym2.pdf)にあるように、健康局の健診・保健指導の在り方に関する検討会では、健診項目への血清クレアチニン検査の追加は積極的である(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000023zzr.html)が、保険局の保険者による健診・保健指導等に関する検討会では賛否両論だったようである。これは直接的に健診費用に絡んでくるだけでなく、情報システム改修費用にも影響する。ヘモグロビンA1c の国際基準への対応(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r985200000220ri-att/2r985200000220x6.pdf)や非肥満者で高血糖、脂質異常症、高血圧症を有する者への対応(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r985200000220ri-att/2r985200000220uu.pdf)もそうである。まだはっきりしていない段階では、情報システム改修費用は平成24年度予算に盛り込めなかったであろう。25年度の特定健診事業が懸念される。ところで、後期高齢者支援金の加算減算(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000025ygk-att/2r98520000025ylr.pdf)は容易ではなさそうであるが、資料(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000023mfn-att/2r98520000023mks.pdf)p28の加算減算スケジュールをみれば若干余裕があるかもしれない。
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